誉田哲也さんの『ストロベリーナイト』を読みました。
あらすじ
ため池近くの植え込みの中から、ブルーシートに包まれた男性の死体が発見された。
男の身体には無数の傷があった上、喉を掻き切られ、腹は上下に切り裂かれていた。
警視庁捜査一課の姫川玲子警部補は、腹を切り裂いたのは、ため池に投棄した後、腹に溜まったガスで死体が浮いてこないようにするためで、ため池にはほかの死体が沈められているのではないかと推理する。
感想
「警部補 姫川玲子シリーズ」の第1作なのですが、私の好みではないなぁと感じました。
セクハラオヤジにすぐに怒鳴る超威圧的な刑事。刑事同士の敵対などなど。
キャラが立っているだけに、映像化はしやすかったのでしょうが、私が読みたいのはそういうところではないんだよなぁって。
ストーリーは悪くないと思うだけに、人間ドラマの部分のクセが強すぎたのがいまいち…
そういう加飾があったからこそ多くの人の目にとまったのかも知れませんが。
最終的には、それなりに丸く収まったのですが、次作を読むかどうかは微妙なところですね。
ひとまず、プライオリティは下の方で。
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