【読書】[オススメ]東野圭吾『秘密』

東野圭吾 └ 東野圭吾

 妻と小学5年生の娘・藻奈美が、スキーバスで崖下に転落。
藻奈美だけがかろうじて生き残ったが、藻奈美の身体に宿っていたのは、妻・直子の魂だった。

東野圭吾さんの『秘密』を読みました。

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 あらすじ

杉田直子は小学5年生の娘・藻奈美を連れて、従兄の告別式に参列するため、スキーバスで故郷を目指した。
しかし、そのスキーバスが崖下に転落。直子が身を挺して守った藻奈美だけが生き残った。
病院に駆けつけた平介の前で藻奈美が目を開けたが、藻奈美の身体に宿っていたのは、死んだはずの直子の魂だった。

感想

この作品に出会ったのは、広末涼子さん主演の映画が最初。
テレビで見た映画は、あらすじをすぐに忘れてしまうことがほとんどなのですが、この作品は強烈に頭に残っていて、これまで原作を手に取ることがありませんでした。
しかし、じっくり読んでみたいなと思い、今回この作品を手に取りました。

映画で見た強烈すぎるラストが頭に残っていたため、ラストで感動することができなかったのが、少し残念でしたが、やっぱり良いなと思わせてくれる作品でした。

平介が直子に嫉妬する場面が印象的。
直子だって、平介の行動が気になるはずなのに、それを忘れて直子に嫉妬してしまう。
愛があればこそなんだけど、それ以上に藻奈美の身体を借りているという特殊な状況が、平介の心をかき立てたのだろうなぁと感じました。

映画をまだ見ていない人には、オススメ。
映画を見た人にもオススメです。

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