東野圭吾『殺人現場は雲の上』

東野圭吾さんの『殺人現場は雲の上』を読みました。
 

 

新日航のスチュワーデス早瀬英子(通称エー子)と、エー子とは何もかも正反対の藤真美子(通称ビー子)は、鹿児島でステイの日、ホテル内のスナックで酒を飲んでいた。
そこに、その日の便の乗客で、途中腹痛を起こした本間がやって来た。
本間の妻は気分が悪くなって部屋で寝込んでいたが、スナックを出た本間が部屋に戻るとベッドで絞殺されていた。
本間のアリバイは、エー子とビー子らによって証明されたかのように見えたが…

7編の短編が収められた短編集です。
主人公はスチュワーデス(キャビンアテンダント)のエー子(とビー子)。
軽いタッチで書かれているので、肩の力を抜いて読むことができます。

キャビンアテンダントというのは、殺人までいかなくても、きっといろんな経験をしているんだろうなぁと思うのですが、そんなヴェールに包まれた世界をちょっと覗き見したような気分になりました。

短編であることを十二分に活かした面白い作品だと思いました。

 

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