東野圭吾さんの『ガリレオの苦悩』を読みました。
あらすじ
ピザ屋の宅配をしていた三井礼治は配達の途中、マンションの前で転落事故に遭遇する。
警視庁の草薙刑事の後輩、内海薫刑事は、女性のひとり暮らしとしては不自然な点を感じる。
その薫が容疑者として思い浮かべたのは、転落事故の直前に、三井と言葉を交わした人物だった。
薫は物理学准教授の湯川の力を借りて、転落事故の謎に挑む。
感想
「ガリレオシリーズ」の第4作です。
前作の『容疑者Xの献身』は完全な長編でしたが、この作品はまた短編を5つ繋げたような作品になっています。
第2作の『予知夢』が、非科学的現象を題材にしていたのに対し、この作品ではトリックを物理学で解き明かすといったような内容になっていて、私好みでした。
草薙の後輩刑事・内海薫が加わって、作品としても面白みが加わったかなと思います。
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