【読書】赤川次郎『ベビーベッドはずる休み』

赤川次郎 南条家シリーズ ├ 赤川次郎

実家にあった大量の赤川次郎本を読み返し中です。
今回は『ベビーベッドはずる休み』を読みました。

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あらすじ

前作『ウェディングドレスはお待ちかね』で結婚することになった南条麗子と元不良・ケンの間には娘・幸子が生まれますが、ある晩、南条家に侵入者が現れます。
ケンは知らせを聞いて駆けつけた麗子の双子の妹・美知と共に豪邸内を見回りますが、侵入者の形跡は見つかりません。

次の夜も現れた侵入者を美知とその子分の大岡が追い詰めますが、地下に作ったワインセラーに逃げ込まれてしまいます。
ワインセラーに入ると、黒ずくめの女の死体が…

感想

「南条家シリーズ」の2作目となる本作品です。

前作『ウェディングドレスはお待ちかね』ではお嬢様育ちでいかにも危なっかしかった麗子の成長(?)が見られます。
母になったことで強くなったということもありますし、『ウェディングドレス――』で不良グループのリーダーとの決闘で勝利した(と本人は思っている)ことも自信に繋がっているようです。
しかし、世間知らずで天然ボケが入っているところは相変わらず。最後には不要なトラブルを招き入れてしまいます。

赤川次郎さんお得意のドタバタ劇ですが、家族のあたたかさや絆の強さを改めて感じさせられる1冊になっています。

コメント

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