実家にあった大量の赤川次郎本を読み直し中です。
今回は『忙しい花嫁』を読みました。
現在も続く「花嫁シリーズ」の第1巻となっています。
あらすじ
塚川亜由美は大学のサークルの先輩田村久哉の結婚式に出席するが、式の後、田村は「あの女はぼくの妻じゃない。そっくりだが別の女だ」と言い残して式場を去った。
そして、新婚旅行先のドイツで田村が行方不明になってしまう。
感想
トリックとしては、シリーズ1作目にありがちな(そして、赤川次郎さんの作品に多く見られる)「意外な犯人」ものとなっています。
犯人を知っていて読むと、様々なところに伏線が張ってあって驚きです。
そして、「花嫁シリーズ」には欠かせないキャラクター、迷犬ドン・ファンもこの作品から登場。
どうして塚川家で飼われるようになったのかもこの作品を読めばわかるようになっています。
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