内田康夫さんの『透明な遺書』を読みました。
タイトルに惹かれてこの本を手にしました。
今回浅見光彦が取り組むのは、ヒロインの清野翠の父が「遺書」と書かれ、中が空のまま封がされた封筒を残して自殺した事件。
翠は父親が殺害されたと主張するのですが、排ガス自殺したように見える車内は密室。警察も自殺として処理してしまいます。
やがて事件は政治事件へと発展していくのですが、私はこの手の話が苦手なんですよね…
しかも、同じことを繰り返しいっているだけで何も前に進んでいないような気までしてきます。
舞台は喜多方ということになるのでしょうが、東京近郊で政治がらみの事件を追っている時間の方が遙かに長かったような気がします…
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