交換殺人。それは、お互いにアリバイがある時間帯にお互いが殺したいと思っている人間を殺害する、完全犯罪のはずだった。
東川篤哉さんの『交換殺人には向かない夜』を読みました。
あらすじ
烏賊川市内に探偵の鵜飼杜夫は、事務所のオーナーの二宮朱美とともに、咲子の夫・晴彦が浮気をしているかどうかを調査するため、猪鹿村にある善通寺邸に使用人として潜入する。
咲子が同窓会のために家を空けた夜、晴彦は庭を掘り返したあと頭を抱えて叫び声を上げたのち、邸から出て行ってしまった。
一方、烏賊川市内では、女性の刺殺体が見つかる。刑事の志木は上司の砂川警部、和泉刑事とともに捜査にあたるが…
感想
この作品は『密室に向かって撃て』とならんで「烏賊川市シリーズ」の中で好きな作品の1つです。
「交換殺人」とタイトルにあるように、交換殺人が行われるわけですが、そこは東川篤哉さん。単純な事件ではありません。
3人の美女に引っ張り回され、最後にすべてが繋がるまではぐらかされる…
初めて読んだ時は何が起きているのか本当にわかりませんでしたが、繰り返し読むと確かに伏線が張り巡らされているんですよね。
これぞ東川ワールドだと思いました。




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