内田康夫さんの『壺霊』を読みました。
『壺霊』と書いて「これい」と読むそうです。
壺に取り憑いた霊というか、壺に魅せられた人たちの話です。
それが殺人事件にまで発展というとなんだか大袈裟なような気がしますが、舞台が平安京遷都から1200年以上の歴史を持つ京都が舞台となると自然に受け入れてしまうのが不思議です。
京都の歴史と発展、芸術や食が混ざり合った作品になっています。
ただ、少々長ったらしい感も…
ともかく、京都らしさに溢れた作品で独特の雰囲気を感じることができました。
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