
【読書】ジェフリー・アーチャー『まだ見ぬ敵はそこにいる ―ロンドン警視庁麻薬取締独立捜査班―』
ロンドン警視庁の捜査巡査部長に昇進したウィリアム・ウォーウィックは、美術骨董捜査班から警視長直属の麻薬取締独立捜査班へ異動になった。新たに与えられた任務は、住所氏名不明のロンドンの麻薬王、通称"ヴァイパー"を挙げることだった。捜査班が立ち上げられた矢先、ウォーウィックが逮捕した麻薬の売人は、昔の同級生エイドリアン・ヒースだった。また、美術骨董捜査班時代の仇敵マイルズ・フォークナーにも、麻薬取引の疑いが出てきて…