├ 東川篤哉 【読書】東川篤哉『仕掛島』 出版社の社長・西大寺吾郎が亡くなった。西大寺が遺した遺言書PART 2を開封するときに立ち会うべき人を示した遺言書PART 1に従い、西大寺の親族と、甥の鶴岡和哉を探し出した探偵の小早川隆生、弁護士事務所の矢野沙耶香、僧侶の道楽は、瀬戸内海に浮かぶ孤島・斜島にある西大寺の別荘・御影荘に集まる。四十九日の法要のあと、遺言書PART 2が開封されたが、翌朝、鶴岡が殺害されているのが発見される。 2022.11.25 ├ 東川篤哉
├ 赤川次郎 【読書】赤川次郎『危険な相続人』 21歳にして企業グループの社長を務める堂之池桐子には、付き合っている男性を殺したくなるという癖があった。そしてまた、堂之池家の目の前で、桐子の恋人・内田浩一が殺害された。 2022.11.24 ├ 赤川次郎
└ 東野圭吾 【読書】東野圭吾『白鳥とコウモリ』 東京都港区に放置された車の後部座席で、弁護士・白石健介の刺殺体が発見された。警察の捜査により、白石と生前連絡を取っていた者の中から、愛知県在住の倉木達郎が浮上するが、事件の背景に、さらに33年前に愛知県岡崎市で発生した冤罪事件の影が浮かび上がる。33年前の事件では、お年寄りに金融商品を売りつけていた悪徳商社の社長・灰谷昭造が刺殺され、容疑者とされた男が拘置所内で首を吊って自殺していた。 2022.11.23 └ 東野圭吾
└ 中山七里 【読書】中山七里『いつまでもショパン』 5年に1度開催されるショパンコンクールに、岬洋介が81名のコンテスタントの中の1人として参加した。予備予選を勝ち抜いたコンテスタントは1~3次予選と本戦に挑むことになるが、1次予選の最終日を前にして、予選会場の控え室で殺人事件が発生する。被害者は心臓に銃弾を撃ち込まれたあと、手の10本の指を切り取られ、持ち去られていた。警察は、〈ピアニスト〉と呼ばれる国際的なテロリストの犯行として捜査をはじめる。さらに、会場周辺では爆弾によるテロが発生する。 2022.11.21 └ 中山七里
├ 赤川次郎 【読書】赤川次郎『三毛猫ホームズの無人島』 10年前に炭鉱が閉山になり、無人になった軍艦島に灯が点った。かつての島民たちが暮らす家々には、元組合副委員長・江川哲也の名でパーティーを開く旨の連絡が届いた。警視庁捜査1課の刑事・片山は、友人の倉田に依頼され、ホームズらとともに軍艦島へ向かう船に乗船する。 2022.11.20 ├ 赤川次郎
├ 赤川次郎 【読書】赤川次郎『めざめ』 柳原美沙の両親、啓介と美知代は、11歳の時に啓介の弟・隆士に惨殺された。同じ日、近所の交差点では中学2年生の佐伯修がトラックにはねられた。修は搬送先の病院で死亡が確認されたが、その1時間後に息を吹き返した。しかし、修の身体に宿った魂は、柳原美知代のものだった。 2022.11.20 ├ 赤川次郎
└ 東野圭吾 【読書】東野圭吾『手紙』 武島剛志は、弟・直貴の大学進学費用を都合するため、盗みに入ったが、住人の老婦人に見つかり、騒がれたため老婦人を殺害してしまう。直貴は、リサイクルの仕事をしながら通信制の大学へ入学し、翌年には通学課程に編入。仕事をしながら学問を続けるが、兄が強盗殺人犯であるという事実が大きくのしかかる。 2022.11.19 └ 東野圭吾
└ 森博嗣 【読書】森博嗣『笑わない数学者』 N大学建築学科助教授の犀川創平は、2年生の西之園萌絵とともに、著名な数学者・天王寺翔蔵が住む〈三ツ星館〉に招待される。パーティーの席上、翔蔵は館の前の庭にある、10トン近くもあるオリオン像を消してみせる。そして、翌朝、再び現れたオリオン像の足下には、翔蔵の息子で作家の宗太郎の妻・律子の死体が横たわっていた。さらに、律子の部屋では息子の俊一の死体が見つかる。 2022.11.18 └ 森博嗣
├ 赤川次郎 【読書】赤川次郎『路地裏の吸血鬼』 峰岸秀一が迷い込んだ袋小路の板塀を拳で叩くと、ぽっかりと入り口ができた。中に入ると、立派なドアがあり、その中に入ると豪華な居間のテーブルの上にステーキが置かれていた。至福のひとときを過ごした秀一だったが、全身の血を抜かれた状態で見つかってしまう。 2022.11.17 ├ 赤川次郎
└ 中山七里 【読書】中山七里『テミスの剣』 不動産屋を経営する夫婦が強盗に襲われ殺害された。捜査にあたった鳴海警部補と渡瀬刑事は、被害者が金を貸していた相手を洗い、楠木明大に辿り着く。鳴海と渡瀬らは楠木を自白に追い込み、死刑の判決が下ったが、楠木は拘置所の中で自殺した。事件から5年後、渡瀬は強盗殺人容疑で逮捕した迫水二郎が、不動産や夫婦殺しの真犯人であることに気づくが… 2022.11.16 └ 中山七里
├ 赤川次郎 【読書】赤川次郎『死と乙女』 高校生の梓梨江は帰りの電車の中で見た男性が、死のうとしていることを感じ取った。その男性は、1年生の時に同じクラスだった神田なつ子の父親だった。なつ子の父の会社が倒産し、なつ子は学校を辞めることになっていた。梨江はなつ子の父が死のうとしていると感じたことを言うかどうか悩むが… 2022.11.15 ├ 赤川次郎
└ 東野圭吾 【読書】東野圭吾『レイクサイド』 並木俊介は息子の章太が私立中学校受験のための勉強合宿を行っている別荘へ向かったが、部下で恋人の高階英里子があとを追ってきていた。英里子が飛び入り参加した夕食が終わり、俊介が英里子と待ち合わせしたホテルに向かっている間に、英里子は俊介の妻・美菜子の手によって撲殺されてしまった。俊介は合宿のメンバーの藤間、関谷、板崎らと共謀して、湖に英里子の死体を沈めるが… 2022.11.14 └ 東野圭吾
├ 赤川次郎 【読書】赤川次郎『死者におくる入院案内』 『〈外科〉霧の夜の忘れ物』霧が立ちこめた夜、郊外の団地の敷地内で、帰宅中の女性・山野久代が何者かに襲われた。久代は下腹部を切り裂かれた状態で、翌朝発見された。同じ団地に住む井上洋子と久代は4年前の同じ日に、同じ病院で盲腸の手術を受けていた。 2022.11.13 ├ 赤川次郎
└ 東野圭吾 【読書】東野圭吾『透明な螺旋』 フリーの映像クリエーター・上辻亮太が、南房総沖で漂流しているのが発見された。上辻の背中には銃創があり、体内から銃弾が発見された。上辻と同棲していた女性・島内園香から行方不明者届が提出されていたが、警察が園香に連絡を取ろうとしたところ、大きな旅行バッグを持って家をあとにした後だった。また、園香が上辻からDVを受けていたことが判明する。 2022.11.12 └ 東野圭吾
└ 東野圭吾 【読書】東野圭吾『クスノキの番人』 直井玲斗は、住居侵入、器物破損、窃盗未遂の罪で起訴されそうになったところを、柳澤千舟に助けられた。千舟は母の腹違いの姉だったが、玲斗には千舟と会った記憶はなかった。玲斗は千舟から、神社の御神木であるクスノキの番を命じられる。直径5mもあろうかというそのクスノキには、幹の内部に洞窟のような空間があり、新月と満月の前後の日に、祈念する人が訪れていた。 2022.11.10 └ 東野圭吾
├ 赤川次郎 【読書】赤川次郎『天使と歌う吸血鬼』 遊園地〈Mワールド〉を、来日中の中米の国防長官が見学することになった。その歓迎式典では無名だった歌手・村浜みすずが歌を歌うことに。しかし、〈Mワールド〉をテロリスト集団が襲い、人質を取られてしまった。フォン・クロロックの活躍もあって、無事テロリストらは逮捕されるが… 2022.11.08 ├ 赤川次郎
└ 森博嗣 【読書】森博嗣『冷たい密室と博士たち』 N大学建築学科助教授の犀川創平は、2年生の西之園萌絵とともに、友人で土木工学科の助教授・喜多北斗の研究室で行われる実験を見学しに行った。しかし、実験後の飲み会の最中、大学院生の丹羽健二郎と服部珠子の死体が発見されるが、2人が死んでいた部屋は密室になっていた。さらに、屋上からは白骨化した死体が見つかる。 2022.11.06 └ 森博嗣
└ 東野圭吾 【読書】[オススメ]東野圭吾『容疑者Xの献身』 ガリレオこと天才物理学者・湯川学の今回の相手は、学生時代の知人・数学教師の石神。石神のアパートの隣の部屋に住む母娘が、元夫を殺害したとみて警察は捜査を行うが、ことごとく壁にぶち当たる。湯川は、石神の関与があるとみて接触を図るが…天才対天才の対決! 2022.11.05 └ 東野圭吾
├ 赤川次郎 【読書】赤川次郎『クリスマス・イヴ』 水島雄太と永田エリは同じ劇団に所属する俳優。クリスマス・イヴにホテルで行われるイベントに声がかかった。エリは死体役、水島は犯人役。そして、探偵役は同じ劇団からスターの座に上り詰めた北川竜一が当てられた。北川とエリは以前交際していて、エリは北川の子を中絶した経験があった。また、水島の妻・久仁子も以前北川と交際していて、最近再び2人の距離が近づきつつあった。 2022.11.03 ├ 赤川次郎
▼著者 サ行 【読書】殊能将之『ハサミ男』 少女を絞殺し、喉にハサミを突き立てる、通称〈ハサミ男〉。2人目の被害者を出したあと、3人目の被害者として名門高校に通う樽宮由紀子に白羽の矢が立てられた。入念な下見を経て、ついに結構日に。しかし、由紀子は何者かに〈ハサミ男〉と同じ手口で殺害されてしまう。 2022.11.02 ▼著者 サ行
├ 宮部みゆき 【読書】宮部みゆき『長い長い殺人』 レストランを経営する塚田和彦の元妻・太田逸子が殺害された。さらに、塚田の愛人・森元法子の夫・森元隆一も殺害される。2人には多額の保険金がかけられており、世間の目は塚田と法子へと向けられるが、犯行時のアリバイがあったため、警察は手を出せないでいた。犯行はさらに続くが、警察は真犯人に辿り着けるのか? 2022.10.31 ├ 宮部みゆき
└ 東野圭吾 【読書】東野圭吾『幻夜』 町工場を経営する水原幸夫が自殺した。その通夜の翌朝、阪神大震災が町を襲う。幸夫の息子・雅也は、がれきの中に横たわる叔父の俊郎を殴り殺してしまう。それを見ていたのが、近くに住む新海美冬だった。2人は東京に出て、新たな人生を歩み始める。 2022.10.30 └ 東野圭吾
├ 赤川次郎 【読書】赤川次郎『夢みる妹たち』 門井貞男の娘・舞が、電車で1時間半かかる私立幼稚園に合格したのをきっかけに、妻の涼子と舞は、幼稚園近くのマンションに暮らすことになった。時を同じくして、涼子の妹の美雪と由香が受験のために上京してきて、貞男と一緒に暮らすことになる。舞は幼稚園の体験入園で、さっそく松代エリという友人を作るが、エリの母親は事故で亡くなっていた。 2022.10.29 ├ 赤川次郎
└ 森博嗣 【読書】森博嗣『そして二人だけになった』 あるプロジェクトに関わる6人は、A海峡大橋のアンカレッジに秘密裏に造られた国家機密の核シェルターで4週間の実験を行うことになった。しかし、勅使河原潤は弟が代役を務め、勅使河原の秘書の森島有佳は双子の妹が代役を務めていた。無難にスタートしたかに見えた実験だったが、2日目の朝にシステムが緊急事態モードになり、シェルターからの退出が不可能に、さらに、電話も不通になる。そして、物理学者の志田雄三の死体が発見される。 2022.10.28 └ 森博嗣