読書

├ 濱嘉之

【読書】濱嘉之『聖域侵犯』

濱嘉之さんの『聖域侵犯』を読みました。あらすじ G7伊勢志摩サミットを控えた英虞湾で、男性の死体が発見された。死体はビニールシートにくるまれ、重りを付けて真珠の養殖筏の下に沈められていた。殺害されたのは、闇経済で生きるブラックジャーナリスト...
├ ジェフリー・アーチャー

【読書】ジェフリー・アーチャー『運命の時計が回るとき ロンドン警視庁未解決殺人事件特別捜査班』

ジェフリー・アーチャーの『運命の時計が回るとき ロンドン警視庁未解決殺人事件特別捜査班』を読みました。あらすじロンドン警視庁のウィリアム・ウォーウィックは、捜査警部昇任後、妻のベスと共に豪華客船でつかの間の休暇を楽しむが、船内で大富豪が後継...
├ 下村敦史

【読書】[オススメ]下村敦史『告白の余白』

京都の人がみんな腹黒いわけじゃないと言われるかも知れませんが、この作品の見所は、全編にわたって、堂々と伏線が張り巡らされているところにあります。伏線なのに伏せられていないなんて!まさか、あのやりとりも伏線の一部だったなんて…伏線が回収される...
├ 周木律

【読書】周木律『五覚堂の殺人』

周木律さんの『五覚堂の殺人』を読みました。あらすじ 宮司百合子は、同じゼミの志田悟の付き添いで、建築科の沼四郎が建てた五覚堂を訪れる。五覚堂では、悟の祖父・幾郎の遺言状が公開されることになっていた。遺言状では、財産の8割を長男に、残りの2割...
▼著者 ア行

【読書】岡嶋二人『そして扉が閉ざされた』

岡嶋二人さんの『そして扉が閉ざされた』を読みました。あらすじ 毛利雄一、成瀬正志、影山鮎美、波多野千鶴の4人は、3ヶ月前、三田咲子の別荘に招かれたが、仲違いから咲子が車で別荘を飛びだし、崖から転落死するという事故が発生した。咲子の母・雅代に...
▼著者 タ行

【読書】筒井康隆『ロートレック荘事件』

筒井康隆さんの『ロートレック荘事件』を読みました。あらすじ 夏の終わり、木内文麿が所有する別荘に、若い男女が招かれた。別荘の名は〈ロートレック荘〉。別荘内には、画家ロートレックの作品が飾られている。しかし、その夜、二発の銃弾がこだまする。殺...
├ 濱嘉之

【読書】濱嘉之『警視庁情報官 シークレット・オフィサー』

濱嘉之さんの『警視庁情報官 シークレット・オフィサー』を読みました。あらすじ 警察機関の弱点であった情報部門を強化するため、警視総監の肝いりで、情報室が立ち上げられた。その情報室の責任者の1人に抜擢されたのが、黒田純一。そして、情報室に怪文...
├ 赤川次郎

【読書】赤川次郎『死者の試写会へようこそ』

赤川次郎さんの『死者の試写会へようこそ』を読みました。あらすじ映画のスニークプレビューで放映されたのは、15年前に発生した殺人事件をモデルにした作品。1時間を過ぎたころ、「こんなこと――誰も知らないはずだ! どうしてだ!」と叫びながら、観客...
├ 才羽楽

【読書】才羽楽『君の思い出が消えたとしても』

才羽楽さんの『君の思い出が消えたとしても』を読みました。あらすじ 駅前で道に迷っている老婦人を助けた遠藤達也は、丘の上で女性と出会う。彼女は、月尾夢奈という女性の身体を借りた〈思い出コーディネーター〉だと言う。夢奈曰く、達也は1ヶ月後の8月...
├ 小路幸也

【読書】小路幸也『スタンド・バイ・ミー』

小路幸也さんの『スタンド・バイ・ミー』を読みました。あらすじ 『あなたのおなまえなんてぇの』すずみが、古本屋〈東京バンドワゴン〉の中でも、相当古い比較的お高い本が並んだ棚の中の本の並び順が、入れ替えられていることに気づいた。翌日も、紺がご婦...
└ 中山七里

【読書】中山七里『秋山善吉工務店』

中山七里さんの『秋山善吉工務店』を読みました。あらすじ 秋山雅彦、太一の兄弟は自宅が全焼し、母・景子とともに焼け出された。1人2階で寝ていた父・史親は焼死。3人は、工務店を営む史親の実家の世話になることを決める。史親の父・善吉は、無愛想な態...
├ 大倉崇裕

【読書】大倉崇裕『夏雷』

大倉崇裕さんの『夏雷』を読みました。あらすじ 探偵事務所を辞め、便利屋になった倉持に、槍ヶ岳に登れるようにして欲しいと依頼があった。依頼してきたのは50代前半とみられる山田。山田はなぜ山岳会やスポーツジムに入らず、倉持に依頼してきたのか?槍...
├ 濱嘉之

【読書】濱嘉之『警視庁公安部・青山望 頂上決戦』

濱嘉之さんの『警視庁公安部・青山望 頂上決戦』を読みました。あらすじ 特急列車の中で、女性がフグ毒によって殺害された。身元を調べると、女性は元岡広組のナンバー3・清水保の義妹。一緒にいた男性は元岡広組の構成員だった。ヤクザ同士の利権争い、中...
├ 小路幸也

【読書】小路幸也『花咲小路一丁目の刑事』

小路幸也さんの『花咲小路一丁目の刑事』を読みました。あらすじ 刑事になった赤坂淳は、祖父母が和食屋を営む花咲小路へ帰ってきた。非番の日になると、淳は祖母からご近所さんの悩み事を持ちかけられる。自宅で餌を食べなくなった猫の話や、亡くなった先代...
└ 米澤穂信

【読書】米澤穂信『犬はどこだ』

米澤穂信さんの『犬はどこだ』を読みました。あらすじ 紺屋長一郎は、犬探し専門の調査事務所〈紺屋サーチ&レスキュー〉を開設するが、開設から2日で2件の依頼が入った。1件は失踪した佐久良桐子を探しだして欲しいという祖父からの依頼。もう1件は神社...
└ 中山七里

【読書】中山七里『ワルツを踊ろう』

中山七里さんの『ワルツを踊ろう』を読みました。あらすじ 父が亡くなるのとほぼ同時に外資系の投資会社を辞めた溝端了衛は、故郷の依田村滝川地区へUターンしてきたが、閉鎖的な地区の住民らとの関係に悩んでいた。滝川地区で生産される無農薬野菜をブラン...
├ 才羽楽

【読書】[オススメ]才羽楽『カササギの計略』

僕が帰宅したとき、アパートの部屋の前に座っていた美女は、かつての約束を果たすためにやってきたというが、僕は彼女の顔に見覚えがない。突然とんでくる平手打ち…しかも、彼女は難病に冒され、余命がわずかだという。最後に涙腺崩壊!と思いきや、新たに生...
├ 赤川次郎

【読書】赤川次郎『教室の正義』

赤川次郎さんの『教室の正義』を読みました。あらすじ 中学校の全生徒に配られた教材『心のノート』。その中には、「この学級には正義はあるか!」と書かれていた。『心のノート』が使用されているかどうかを視察に来た教育委員会の先生に対し、植田辰夫は、...
├ 周木律

【読書】周木律『双孔堂の殺人』

周木律さんの『双孔堂の殺人』を読みました。あらすじY湖畔にそびえる〈ダブル・トーラス〉という名の、大きな鍵の形をした建物。ここに、数学者らが集まった。しかし、建物の主・降脇一郎が書斎で、鰐山豊が客室でそれぞれ殺害されてしまう。双方の部屋は密...
├ 濱嘉之

【読書】濱嘉之『警視庁公安部・青山望 巨悪利権』

濱嘉之さんの『警視庁公安部・青山望 巨悪利権』を読みました。あらすじ 大分県湯布院で、九州ヤクザの大物が殺害された。殺害方法は、トリカブトの毒を塗った吹き矢を用いるという珍しいもの。ヤクザたちが動き出すと読んだ警視庁は、九州に人員を送り込む...
├ 小路幸也

【読書】小路幸也『花咲小路四丁目の聖人』

小路幸也さんの『花咲小路四丁目の聖人』を読みました。時代の波には逆らえず、空き店舗が増えて寂れる一方の花咲小路商店街。ここに店を構える、中華料理屋、薬局、書店の主人や妻たちに、浮気やホストクラブ通いの噂が出る。時を同じくして、香港の大手スー...
├ 石川智健

【読書】石川智健『もみ消しはスピーディーに』

石川智健さんの『もみ消しはスピーディーに』を読みました。あらすじ 警察組織を監視する立場にある監察官が不祥事を起こしたことをきっかけに、警察を外から監視する役割として、リスクヘッジ社がK庁と契約を結んだ。しかし、K庁とリスクヘッジ社の契約の...
├ 大倉崇裕

【読書】大倉崇裕『凍雨』

大倉崇裕さんの『凍雨(とうう)』を読みました。あらすじ夫の慰霊登山のため、10歳の娘・佳子とともに嶺雲岳を訪れた植村真弓。しかし、真弓たちのあとから、嶺雲岳の小屋を目指すヤクザ者たちの集団が。さらに、そのヤクザものたちを追って、中国マフィア...
├ 島田荘司

【読書】島田荘司『斜め屋敷の犯罪』

島田荘司さんの『斜め屋敷の犯罪』を読みました。あらすじ北海道の最北端、宗谷岬に建つ通称〈斜め屋敷〉。母屋の床は5~6度傾いており、母屋の隣りに建つ塔はピサの斜塔と同じだけ傾いている。クリスマスの夜、館の主人・浜本幸三郎の仕事関係者らが招かれ...