読書

├ 秋吉理香子

【読書】[オススメ]秋吉理香子『聖母』

子を思う母は強し。我が子可愛さに、近所に住む変質者の尻尾を掴もうとする母親。我が子のためなら犯罪もいとわない母親…第3者の力が働いているとしか思えない状況。その第3者とは誰?その目的は?違和感と疑問を抱きながら読み進めるという、常に不安を感...
└ 中山七里

【読書】中山七里『いまこそガーシュウィン』

中山七里さんの『いまこそガーシュウィン』を読みました。あらすじ ショパンコンクール入賞者のエドワード・オルソンは、人種差別が激化する母国アメリカを憂い、カーネギーホールでのコンサートで、ガーシュウィン作曲の『ラプソディ・イン・ブルー』を演奏...
├ 辻村深月

【読書】辻村深月『かがみの孤城』

辻村深月さんの『かがみの孤城』を読みました。あらすじ 中学生になった安西こころは、友人とうまくいかなくて不登校になってしまった。〈こころの教室〉というスクールに通うことも考えたが、朝になるとお腹が痛くなってしまう。そんなある日、部屋に置かれ...
├ 小路幸也

【読書】小路幸也『花咲小路二丁目の花乃子さん』

小路幸也さんの『花咲小路二丁目の花乃子さん』を読みました。あらすじ 井筒めいは、いじめが原因で高校をやめ、従姉の韮山花乃子が営む花屋で働きながら、高卒の資格を取るための勉強をすることにした。両親を事故で亡くし、十代で店を継いだ花乃子は、訳あ...
├ 石川智健

【読書】石川智健『エウレカの確率 経済学捜査官 伏見真守』

石川智健さんの『エウレカの確率 経済学捜査官 伏見真守』を読みました。あらすじ 3人の女性が殺害される連続殺人事件が発生した。最初の事件から1ヶ月、捜査本部に暗雲が立ち込め始めるころ、2人の捜査官が加わった。1人はプロファイリングを専門とす...
├ 大倉崇裕

【読書】大倉崇裕『秋霧』

大倉崇裕さんの『秋霧』を読みました。月島で何でも屋を営む倉持に、新しい依頼が舞い込んだ。病院に入院中の会社会長・上尾誠三から、天狗岳登山の様子を動画に収めてきてほしいとの依頼だ。さっそく、動画を撮影してきた倉持だが、上尾にDVDを渡して帰宅...
└ 中山七里

【読書】中山七里『祝祭のハングマン』

中山七里さんの『祝祭のハングマン』を読みました。あらすじ 建設会社に勤める藤巻亮二が、歩道から車道へ突き飛ばされて死亡した。警視庁捜査一課の刑事・春原瑠衣は、藤巻が勤める会社が、父・誠也も勤めるヤジマ建設で、藤巻と誠也が同期入社であることを...
▼著者 タ行

【読書】竹本健治『涙香迷宮』

竹本健治さんの『涙香迷宮』を読みました。あらすじ 明治時代の探偵小説作家・黒岩涙香の隠れ家が見つかった。その発掘作業に、棋士の牧場智久とその友人・武藤類子が立ち会うことになった。地下には広間のほか12の部屋があり、各部屋にはいろは四十八文字...
├ 小路幸也

【読書】小路幸也『マイ・ブルー・ヘブン』

小路幸也さんの『マイ・ブルー・ヘブン』を読みました。あらすじ 戦後間もない昭和20年10月、五条辻政孝子爵の娘・咲智子は、日記帳が入るくらいの大きさの木箱を預けられ、浜松に住む伯母の家に向かうように告げられる。しかし、上野駅前でアメリカ兵に...
├ 濱嘉之

【読書】濱嘉之『警視庁情報官 ハニートラップ』

濱嘉之さんの『警視庁情報官 ハニートラップ』を読みました。あらすじ 中国に対し、イージス艦関連技術の情報漏洩が発生した。小笠原警察署長の黒田純一は、警視総監の命によって警視庁に呼び戻され、総務部企画課情報室を任される。中国への情報漏洩は、防...
├ 下村敦史

【読書】下村敦史『絶声』

下村敦史さんの『絶声』を読みました。あらすじ 父親が死ぬ1時間半前、堂島太平の屋敷で、長女の美智香と後妻の息子・大崎正好が、その時を待ちわびていた。しかし、部屋に入ってきた長男の貴彦が、「父さんが生きている」と言いだした。父・太平は7年前に...
▼著者 カ行

【読書】鴨崎暖炉『密室狂乱時代 絶海の孤島と七つのトリック』

鴨崎暖炉さんの『密室狂乱時代 絶海の孤島と七つのトリック』を読みました。あらすじ 現場が密室であれば無罪という判例が出た日本では、密室殺人が横行。〈密室代行業者〉なる職業まで誕生した。そんな中、高校生の葛白香澄は、大富豪・大富ヶ原蒼大依が所...
└ 中山七里

【読書】中山七里『逃亡刑事』

中山七里さんの『逃亡刑事』を読みました。あらすじ 千葉県警組織犯罪対策部の生田忠幸巡査部長が、廃業したカーディーラーの店舗で殺害された。捜査一課の高頭冴子警部は、組織犯罪対策部薬物銃器対策課の玄葉昭一郎課長が、押収した薬物を横流しし、口封じ...
├ 小路幸也

【読書】小路幸也『妻と猫と暮らす 蘆野原偲郷』

小路幸也さんの『妻と猫と暮らす 蘆野原偲郷』を読みました。あらすじ 和野和弥が自宅に帰ると、妻が猫になっていた!妻の優美子は大学教授から、あの娘は少し変わっているが、和弥ならうまくやっていけるのではないかと言われて結婚した相手。和弥は、蘆野...
├ 濱嘉之

【読書】濱嘉之『聖域侵犯』

濱嘉之さんの『聖域侵犯』を読みました。あらすじ G7伊勢志摩サミットを控えた英虞湾で、男性の死体が発見された。死体はビニールシートにくるまれ、重りを付けて真珠の養殖筏の下に沈められていた。殺害されたのは、闇経済で生きるブラックジャーナリスト...
├ ジェフリー・アーチャー

【読書】ジェフリー・アーチャー『運命の時計が回るとき ロンドン警視庁未解決殺人事件特別捜査班』

ジェフリー・アーチャーの『運命の時計が回るとき ロンドン警視庁未解決殺人事件特別捜査班』を読みました。あらすじロンドン警視庁のウィリアム・ウォーウィックは、捜査警部昇任後、妻のベスと共に豪華客船でつかの間の休暇を楽しむが、船内で大富豪が後継...
├ 下村敦史

【読書】[オススメ]下村敦史『告白の余白』

京都の人がみんな腹黒いわけじゃないと言われるかも知れませんが、この作品の見所は、全編にわたって、堂々と伏線が張り巡らされているところにあります。伏線なのに伏せられていないなんて!まさか、あのやりとりも伏線の一部だったなんて…伏線が回収される...
├ 周木律

【読書】周木律『五覚堂の殺人』

周木律さんの『五覚堂の殺人』を読みました。あらすじ 宮司百合子は、同じゼミの志田悟の付き添いで、建築科の沼四郎が建てた五覚堂を訪れる。五覚堂では、悟の祖父・幾郎の遺言状が公開されることになっていた。遺言状では、財産の8割を長男に、残りの2割...
▼著者 ア行

【読書】岡嶋二人『そして扉が閉ざされた』

岡嶋二人さんの『そして扉が閉ざされた』を読みました。あらすじ 毛利雄一、成瀬正志、影山鮎美、波多野千鶴の4人は、3ヶ月前、三田咲子の別荘に招かれたが、仲違いから咲子が車で別荘を飛びだし、崖から転落死するという事故が発生した。咲子の母・雅代に...
▼著者 タ行

【読書】筒井康隆『ロートレック荘事件』

筒井康隆さんの『ロートレック荘事件』を読みました。あらすじ 夏の終わり、木内文麿が所有する別荘に、若い男女が招かれた。別荘の名は〈ロートレック荘〉。別荘内には、画家ロートレックの作品が飾られている。しかし、その夜、二発の銃弾がこだまする。殺...
├ 濱嘉之

【読書】濱嘉之『警視庁情報官 シークレット・オフィサー』

濱嘉之さんの『警視庁情報官 シークレット・オフィサー』を読みました。あらすじ 警察機関の弱点であった情報部門を強化するため、警視総監の肝いりで、情報室が立ち上げられた。その情報室の責任者の1人に抜擢されたのが、黒田純一。そして、情報室に怪文...
├ 赤川次郎

【読書】赤川次郎『死者の試写会へようこそ』

赤川次郎さんの『死者の試写会へようこそ』を読みました。あらすじ映画のスニークプレビューで放映されたのは、15年前に発生した殺人事件をモデルにした作品。1時間を過ぎたころ、「こんなこと――誰も知らないはずだ! どうしてだ!」と叫びながら、観客...
├ 才羽楽

【読書】才羽楽『君の思い出が消えたとしても』

才羽楽さんの『君の思い出が消えたとしても』を読みました。あらすじ 駅前で道に迷っている老婦人を助けた遠藤達也は、丘の上で女性と出会う。彼女は、月尾夢奈という女性の身体を借りた〈思い出コーディネーター〉だと言う。夢奈曰く、達也は1ヶ月後の8月...
├ 小路幸也

【読書】小路幸也『スタンド・バイ・ミー』

小路幸也さんの『スタンド・バイ・ミー』を読みました。あらすじ 『あなたのおなまえなんてぇの』すずみが、古本屋〈東京バンドワゴン〉の中でも、相当古い比較的お高い本が並んだ棚の中の本の並び順が、入れ替えられていることに気づいた。翌日も、紺がご婦...