ミステリー

├ 内田康夫

【読書】内田康夫『終幕のない殺人』

浅見と幼馴染みの野沢光子の二人は、俳優の加堂孝次朗が所有する箱根の別荘へ招待されます。年末に開催されるパーティーで、二年続けて人が亡くなっているのだという。しかし、パーティーの席上には加堂の姿は無く、どこからともなくバンドが現れたりと、奇妙な出来事が続きます。そして、パーティーが始まって二時間が経過した頃、最初の犠牲者が出てしまいます。
├ 内田康夫

【読書】内田康夫『長崎殺人事件』

軽井沢に住む内田康夫氏のもとに、老舗カステラメーカーの娘・松波春香から助けを求める手紙が舞い込みます。春香の父親が殺人の容疑で逮捕されたのだという。その頃、長崎ではグラバー園で連続殺人事件が発生しており、地元代議士からの要請で浅見はその事件の捜査に借り出されていた。
├ 赤川次郎

【読書】赤川次郎『ウェディングドレスはお待ちかね』

「結婚はやめなさい。笹野宏人と結婚すれば、ハネムーンからの帰り道は棺の中ですよ」笹野との結婚式を5日後に控えた南条麗子は、正体不明の女性から警告を受けます。母・華代からその話を聞いた麗子の双子の妹・美知は世間知らずの姉と入れ替わることにしますが、美知と入れ替わった麗子は美知がボスをつとめる不良たちの根城〈暗黒街〉を取り仕切ることに…さらに、麗子と美知が入れ替わったことを知ったライバルのグループのボスと決闘することに!
├ 内田康夫

【読書】内田康夫『美濃路殺人事件』

宝石商の月岡和夫が車内に大量の血痕を残して、宝石や現金と共に失踪しました。一方、月岡の友人で会社員の高桑雅文が愛知県犬山市の明治村にある灯台の下で殺害されました。愛知へ飛んだ月岡の娘・三喜子の元には月岡の居場所を知っているという謎の男から連絡が入ります。一方、美濃和紙の取材で岐阜を訪ねていた浅見は、明治村の事件現場に花を手向ける三喜子と出会います。
├ 内田康夫

【読書】内田康夫『鏡の女』

『鏡の女』では、浅見の初恋の女性文瀬夏子から浅見のもとへ鏡台が贈られてきます。その数日後、夏子は薬の過剰摂取によって帰らぬ人となってしまいます。浅見が鏡台を改めて見てみると、小学生の時に夏子と遊んだ暗号で「HELP」と書かれていました。
├ 内田康夫

【読書】内田康夫『漂泊の楽人』

浅見の学生時代の知人・漆原宏が実家近くの浜に打ち上げられているのが発見される。さらに、母・睦子も自宅で刺され、娘・肇子に「シ・シ……ハ・マ・ダ……コ・ガ……」と言い残して絶命してしまいます。
├ 内田康夫

【読書】内田康夫『「首の女」殺人事件』

浅見光彦の小・中学校の同級生・野沢光子は姉のセッティングで宮田と「高村光太郎・智恵子展」を見に行く。光太郎が制作した木彫りの蝉の前を陣取っていた男は「違う」と言い残して展覧会をあとにするが、後日その男が福島で殺害される。さらには宮田までもが島根で遺体で発見されることに…
├ 赤川次郎

【読書】赤川次郎『盗みは人のためならず』

夫・今野淳一34歳、職業泥棒。妻・真弓27歳、職業刑事。ユニークな夫婦が繰り広げるドタバタ劇がこのシリーズの魅力です。名探偵顔負けの洞察力を持つ淳一が、おっちょこちょいな真弓をサポートしながら事件を解決に導きます。
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【読書】内田康夫『高千穂伝説殺人事件』

ヴァイオリニストの本沢千恵子の父誠一が失踪。書斎の机の引き出しの中に隠されていた留守番電話には「イスルギです。ブツはニュータバルからタカチホへ。運んだのはノベウン。受け取ったのは市川」と吹き込まれていました。さらに、誠一の同僚を名乗る男が高千穂で不審死を遂げる。高千穂へ向かった千恵子と浅見ですが、さらなる事件へと巻き込まれていきます。
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【読書】内田康夫『小樽殺人事件』

取材で小樽を訪れた浅見は、フェリーの上から港に浮かぶ遺体を発見します。亡くなっていたのは地元の名士の娘・高島勝子でしたが、勝子の持つ店にあった遺留品から黒い揚羽蝶が見つかります。さらに、高島勝子の葬儀の日の朝、勝子の妹・小山内俊子が自室で首を吊っているのが発見されます。俊子の胸元には黒い揚羽蝶が入った封筒が差し込まれていました…
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【読書】[オススメ]内田康夫『天城峠殺人事件』

旧天城トンネルで轢き逃げ事件が発生した。何でもない事件のように思われたが、犯人への手がかりはぷっつりと途絶える。警察庁刑事局長の息子・浅見光彦が事件解決に乗り出すが、それはつらい結末への旅路だった。
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【読書】内田康夫『白鳥殺人事件』

菓業の業界紙を発行する会社の社長・芹沢武史は浅見との取材旅行中、「白鳥の」というダイイングメッセージを残して殺害されます。二日後、芹沢が泊まっていたホテルに偽名で泊まっていた男が熱海で転落死し、警察は芹沢を殺害した犯人が自殺を遂げたとして捜査終結としますが、浅見はダイイングメッセージの謎が解けていないとして、捜査を続行します。
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【読書】内田康夫『佐渡伝説殺人事件』

駒津彩子の家に「願」と一文字書かれただけの葉書が届く。一方、編集者と飲み歩いたあと帰宅する最中の浅見は、彩子の父・駒津良雄が倒れているのを発見するが、自身も薬を嗅がされて気を失ってしまう。そして目が覚めると、凶器を手にしたまま倒れている容疑者になってしまっていた。警察から無事に解放された浅見だが、今度は駒津の親友・三輪昭二が佐渡で殺害される。しかも、三輪の元にも「願」と書かれた葉書が届いていた。はたして「願」とは何を意味するのか?
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【読書】内田康夫『津和野殺人事件』

浅見光彦の母雪江は津和野の名家朱鷺家の勝蔵が殺害された事件の第一発見者となります。雪江の命を受けて事件を調べることになった浅見は津和野に飛びますが、立て続けに殺人事件に遭遇することに。一方、津和野では地元の名家朱鷺家の家督相続問題が勃発していました。
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【読書】内田康夫『赤い雲伝説殺人事件』

素人画家・小松美保子の絵が売れた。しかし、購入した男性は宿泊先のホテルで殺害され、絵も消えていた。光彦の母で美保子と絵画仲間の雪江に命じられ、浅見光彦は美保子の絵を探すことになる。しかし、事件の調査のために訪れた山口県柳井市で第二の事件が発生する。高山代議士がホテルの部屋で首を吊っているのが発見されたのである。高山代議士は自殺なのか、それとも殺人か…。警察から要請を受けた浅見が調査に乗り出します。
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【読書】内田康夫『平家伝説殺人事件』

銀座の店『サルート』に勤める多岐川萌子は店に来た客・当山から金儲けの話を持ちかけられます。しかも、どう転んでも犯罪にならない完全犯罪ならぬ”安全犯罪”なのだと言う。萌子に与えられた「仕事」は当山が連れて来た稲田と夫婦を装って生活をすること。そして、多額の生命保険をかけられた稲田は高知行きのフェリーから転落してしまいます。さらに、稲田が転落したフェリーに乗り合わせていた当山が密室となったマンションの一室から転落死してしまいます。
├ 内田康夫

【読書】内田康夫『後鳥羽伝説殺人事件』

内田康夫さんの『後鳥羽伝説殺人事件』を読みました。
├ 赤川次郎

【読書】赤川次郎『東西南北殺人事件』

1ヶ月分の新聞を溜め読みした警視庁の名物警部・大貫は、都内で連続殺人事件が発生していることに気づく。毎週金曜日に東、西、南という苗字の人物が殺害されているのだ。しかし、どの事件も手口はバラバラ。大貫は部下の井上と共に意気揚々と捜査に繰り出すが…
├ 赤川次郎

【読書】赤川次郎『三毛猫ホームズの裁きの日』

観光地となっている岬の突端で記念写真を撮ろうとしていた片山義太郎一行は、一家心中の場面に遭遇する。なんとか少女だけは救い出すことができたが、その少女、浜中美咲も姿をくらましてしまう。浜中美咲の父・由介はかつてB食品に勤務していたが、肉の産地偽装問題を内部告発したために会社から報復を受けていた。心中騒ぎが収まった頃、そのB食品で産地偽装の責任者だった室田の恋人がホテルで殺害される。
├ 赤川次郎

【読書】赤川次郎『幽霊列車』

赤川次郎さんを語る上で忘れてはならないデビュー作『幽霊列車』を読みました。
├ 赤川次郎

【読書】赤川次郎『三姉妹探偵団』

大学生の長女・綾子、高校生の次女・夕里子、中学生の三女・珠美は5年前に母親を亡くした父子家庭。その父親が出張で不在の夜に火事が起き、焼き出されてしまいます。父親の部屋からは女性の遺体が発見され、行方不明になった父親は指名手配されてしまいます。そして、第2、第3の殺人が…
▼著者 ハ行

【読書】平石貴樹『潮首岬に郭公の鳴く』

函館の実業家、岩倉家の三姉妹、彩芽、柑菜、咲良が次々と殺害されてしまいます。警察の捜査は難航を極めますが、そこに現れたフランス人の少年、ジャン・ピエールが事件を解決に導きます。
├ 赤川次郎

【読書】赤川次郎『忙しい花嫁』

塚川亜由美は大学のサークルの先輩田村久哉の結婚式に出席するが、式の後、田村は「あの女はぼくの妻じゃない。そっくりだが別の女だ」と言い残して式場を去った。そして、新婚旅行先のドイツで田村が行方不明になってしまう。
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【読書】赤川次郎『半人前の花嫁』

16歳、高校1年生の恩田君江は20歳年上の三沢良治と結婚することになります。この結婚に不服だった君江の叔父で学校の父母会の会計担当の戸部公一が校舎建設基金使い込みに絡んで殺害されます。しかも、君江までもが拳銃で命を狙われてしまいます。