ミステリー

├ 赤川次郎

【読書】赤川次郎『死者の試写会へようこそ』

赤川次郎さんの『死者の試写会へようこそ』を読みました。あらすじ映画のスニークプレビューで放映されたのは、15年前に発生した殺人事件をモデルにした作品。1時間を過ぎたころ、「こんなこと――誰も知らないはずだ! どうしてだ!」と叫びながら、観客...
├ 才羽楽

【読書】才羽楽『君の思い出が消えたとしても』

才羽楽さんの『君の思い出が消えたとしても』を読みました。あらすじ 駅前で道に迷っている老婦人を助けた遠藤達也は、丘の上で女性と出会う。彼女は、月尾夢奈という女性の身体を借りた〈思い出コーディネーター〉だと言う。夢奈曰く、達也は1ヶ月後の8月...
├ 小路幸也

【読書】小路幸也『スタンド・バイ・ミー』

小路幸也さんの『スタンド・バイ・ミー』を読みました。あらすじ 『あなたのおなまえなんてぇの』すずみが、古本屋〈東京バンドワゴン〉の中でも、相当古い比較的お高い本が並んだ棚の中の本の並び順が、入れ替えられていることに気づいた。翌日も、紺がご婦...
└ 中山七里

【読書】中山七里『秋山善吉工務店』

中山七里さんの『秋山善吉工務店』を読みました。あらすじ 秋山雅彦、太一の兄弟は自宅が全焼し、母・景子とともに焼け出された。1人2階で寝ていた父・史親は焼死。3人は、工務店を営む史親の実家の世話になることを決める。史親の父・善吉は、無愛想な態...
├ 大倉崇裕

【読書】大倉崇裕『夏雷』

大倉崇裕さんの『夏雷』を読みました。あらすじ 探偵事務所を辞め、便利屋になった倉持に、槍ヶ岳に登れるようにして欲しいと依頼があった。依頼してきたのは50代前半とみられる山田。山田はなぜ山岳会やスポーツジムに入らず、倉持に依頼してきたのか?槍...
├ 小路幸也

【読書】小路幸也『花咲小路一丁目の刑事』

小路幸也さんの『花咲小路一丁目の刑事』を読みました。あらすじ 刑事になった赤坂淳は、祖父母が和食屋を営む花咲小路へ帰ってきた。非番の日になると、淳は祖母からご近所さんの悩み事を持ちかけられる。自宅で餌を食べなくなった猫の話や、亡くなった先代...
└ 米澤穂信

【読書】米澤穂信『犬はどこだ』

米澤穂信さんの『犬はどこだ』を読みました。あらすじ 紺屋長一郎は、犬探し専門の調査事務所〈紺屋サーチ&レスキュー〉を開設するが、開設から2日で2件の依頼が入った。1件は失踪した佐久良桐子を探しだして欲しいという祖父からの依頼。もう1件は神社...
└ 中山七里

【読書】中山七里『ワルツを踊ろう』

中山七里さんの『ワルツを踊ろう』を読みました。あらすじ 父が亡くなるのとほぼ同時に外資系の投資会社を辞めた溝端了衛は、故郷の依田村滝川地区へUターンしてきたが、閉鎖的な地区の住民らとの関係に悩んでいた。滝川地区で生産される無農薬野菜をブラン...
├ 才羽楽

【読書】[オススメ]才羽楽『カササギの計略』

僕が帰宅したとき、アパートの部屋の前に座っていた美女は、かつての約束を果たすためにやってきたというが、僕は彼女の顔に見覚えがない。突然とんでくる平手打ち…しかも、彼女は難病に冒され、余命がわずかだという。最後に涙腺崩壊!と思いきや、新たに生...
├ 周木律

【読書】周木律『双孔堂の殺人』

周木律さんの『双孔堂の殺人』を読みました。あらすじY湖畔にそびえる〈ダブル・トーラス〉という名の、大きな鍵の形をした建物。ここに、数学者らが集まった。しかし、建物の主・降脇一郎が書斎で、鰐山豊が客室でそれぞれ殺害されてしまう。双方の部屋は密...
├ 島田荘司

【読書】島田荘司『斜め屋敷の犯罪』

島田荘司さんの『斜め屋敷の犯罪』を読みました。あらすじ北海道の最北端、宗谷岬に建つ通称〈斜め屋敷〉。母屋の床は5~6度傾いており、母屋の隣りに建つ塔はピサの斜塔と同じだけ傾いている。クリスマスの夜、館の主人・浜本幸三郎の仕事関係者らが招かれ...
└ 中山七里

【読書】中山七里『テロリストの家』

中山七里さんの『テロリストの家』を読みました。あらすじ警視庁公安部に勤める幣原勇一郎は、日々テロとの関係が疑われる者の監視活動を行っていた。しかし、ある日突然、内勤を言い渡される。そして、イスラム国の志願兵の求人を行っていた、秋葉原にある防...
▼著者 ハ行

【読書】深水黎一郎『ミステリー・アリーナ』

深水黎一郎さんの『ミステリー・アリーナ』を読みました。あらすじ唯一の道路にかかる橋が大雨で流され、陸の孤島となった屋敷に、ミステリー研のOB、OGが集まった。しかし、屋敷の主である鞠子が自室で殺害されてしまう――。このミステリーを読みながら...
├ 周木律

【読書】周木律『眼球堂の殺人』

周木律さんの『眼球堂の殺人』を読みました。あらすじ 世界的建築家・驫木煬が建てた、名前のとおり眼球を模した私邸〈眼球堂〉に、5人の著名な学者、芸術家、政治家と、編集者が招待された。そして、その中の1人、数学者の十和田只人にくっついてやって来...
└ 東野圭吾

【読書】東野圭吾『あなたが誰かを殺した』

東野圭吾さんの『あなたが誰かを殺した』を読みました。あらすじ別荘地で男女6人が刺され、5人が死亡する連続殺傷事件が発生した。次の夜、自首した無職の桧山大志が逮捕されたが、桧山は黙秘を貫き、事件の詳細は謎のままだった。そこで、被害者の遺族らが...
├ 知念実希人

【読書】知念実希人『硝子の塔の殺人』

知念実希人さんの『硝子の塔の殺人』を読みました。あらすじ科学者にして大富豪、そしてミステリフリークの神津島太郎が、ミステリの歴史が根底から覆される発表を行うために、6人の客を〈硝子の塔〉に招待した。医師の一条遊馬は、その発表前に神津島の部屋...
├ 赤川次郎

【読書】赤川次郎『向日葵色のフリーウェイ 杉原爽香50歳の夏』

赤川次郎さんの『向日葵色のフリーウェイ 杉原爽香50歳の夏』を読みました。あらすじ 杉原爽香は、かつての恩師・河村布子から、布子の知人で元保健室の先生・小川久子の娘について相談を受ける。久子の娘・智子は殺人罪で服役中だが、冤罪ではないかとい...
├ 大倉崇裕

【読書】大倉崇裕『一日署長』

大倉崇裕さんの『一日署長』を読みました。あらすじ警察学校を首席卒業した五十嵐いずみが配属されたのは、警視庁本部庁舎の地下3階にある史料編纂室。ここで1人、手書きの捜査資料を電子化していくのが仕事だ。しかし、1985年に発生した犯人未検挙の事...
└ 中山七里

【読書】中山七里『嗤う淑女二人』

中山七里さんの『嗤う淑女二人』を読みました。あらすじ高級ホテルで開かれた中学の同窓会。乾杯のために配られた飲み物に毒物が入れられており、参加者20名のうち、国会議員の日坂浩一を含む17名が死亡した。約半月後、今度は高速道路を走行する大型バス...
├ 綾辻行人

【読書】綾辻行人『霧越邸殺人事件』

綾辻行人さんの『霧越邸殺人事件』を読みました。あらすじ東京の劇団「暗色天幕」の団員7名と小説家の鈴藤稜一は、ホテルの送迎バスのエンジンが故障した上、吹雪に遭って、偶然たどり着いた霧越邸に宿を借りる。霧越邸には、雪で帰宅を諦めた医師・忍冬がい...
├ 大倉崇裕

【読書】大倉崇裕『白虹』

大倉崇裕さんの『白虹』を読みました。あらすじ夏の間、神凪沢の山小屋でバイトをする五木健司は、登山ルートから離れた場所で怪我をして動けなくなっていた名頃章を発見し、救助する。山に関して初心者だった名頃は、恋人の奥村裕恵が仕事で山に行けなくなっ...
├ 小路幸也

【読書】小路幸也『シー・ラブズ・ユー』

小路幸也さんの『シー・ラブズ・ユー』を読みました。あらすじ 『百科事典は赤ちゃんと共に』〈東京バンドワゴン〉の隣りに建つアパート〈曙荘〉に住む学生が、祖父のものという『古事類苑』の60冊版全巻揃いを売りに来た。しかし、買取後に中を確かめてみ...
├ 石川智健

【読書】石川智健『断罪 悪は夏の底に』

石川智健さんの『断罪 悪は夏の底に』を読みました。あらすじ 警視庁捜査一課の刑事・青山陽介は、ノミ屋殺しの犯人として、川岸が挙げられたのが気に食わない。川岸を逮捕するための証拠を持ってきて、逮捕を指示した稲城勇人検事は、証拠を捏造してでも、...
└ 中山七里

【読書】中山七里『TAS 特別師弟捜査員』

中山七里さんの『TAS 特別師弟捜査員』を読みました。あらすじ放課後空けててね、絶対だよほとんど話をしたことがない学校のアイドル・雨宮楓は、高梨慎也にそう言い残し、昼休みに4階の窓から飛び降りた。学校の理事に名を連ねる国会議員からのストップ...