ドラマ化

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内田康夫『「首の女」殺人事件』

内田康夫さんの『「首の女」殺人事件』を読みました。浅見光彦の小中学校時代の同級生で、初恋の相手(?)の野沢光子が初めて登場します(野沢光子は『終幕のない殺人』、『遺譜 浅見光彦最後の事件』にも登場)。光子が姉の勧めで行った高村光太郎・智恵子...
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【読書】内田康夫『隠岐伝説殺人事件』

内田康夫さんの『隠岐伝説殺人事件』を読みました。感想舞台はかつて後鳥羽上皇が流された島根県の隠岐島です。後鳥羽上皇にまつわる遺跡の発掘調査に同行した浅見光彦ですが、関係する人たちが次々と笑いながら死んでいくという怪事件に巻き込まれます。途中...
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【読書】内田康夫『高千穂伝説殺人事件』

内田康夫さんの『高千穂伝説殺人事件』を読みました。感想この作品は「浅見光彦シリーズ」に何度か登場するヴァイオリニストの本沢千恵子が初めて登場する作品です。舞台はタイトルの通り高千穂。「ブツはニュータバルからタカチホへ。運んだのはノベウン」と...
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【読書】内田康夫『天河伝説殺人事件』

内田康夫さんの『天河伝説殺人事件』を読みました。感想『天河伝説殺人事件』は榎木孝明さん主演で映画化、辰巳琢郎さん、中村俊介さん、速水もこみちさん主演で3度ドラマ化された「浅見光彦シリーズ」を代表すると言っても良い作品です。4回も映画化されて...
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【読書】内田康夫『恐山殺人事件』

内田康夫さんの『恐山殺人事件』を読みました。感想今回舞台となったのは口寄せを行うイタコで有名な恐山がある青森県です。極めて現実的なものの見方をする浅見光彦と非科学的とも言えるイタコの対比が非常に面白いです。今回は早い段階で犯人の目星が付くと...
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内田康夫『箸墓幻想』

内田康夫さんの『箸墓幻想』を読みました。今回は考古を取り上げた作品になっています。理系人間の私には少し理解し難い部分もありましたが、概ね楽しく読ませていただきました。それにしても普通なら気にかけないような小さな手がかりから推理を展開する浅見...
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【読書】内田康夫『華の下にて』

内田康夫さんの『華の下にて』を読みました。感想今回の舞台は京都。華道の家元にまつわる話になっています。華やかな華道の世界と犯罪という闇、そんな対極にある世界を書こうとされたのでしょうか。京都の社会や華道といった私にはあまり縁のない世界の話で...
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内田康夫『津軽殺人事件』

内田康夫さんの『津軽殺人事件』を読みました。今回鍵となるのは太宰治にまつわるメモと肖像画。なのですが、どちらも活かしきれていない感がしました。犯人やその動機についてもいまいちピンと来なかったし、私にとっては外れかなぁ…津軽殺人事件 (光文社...
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内田康夫『平城山を越えた女』

内田康夫さんの『平城山を越えた女』を読みました。舞台は奈良、京都。しかも仏像がキーということで時間が経った現在でも古さを感じることなく読むことができました。内田康夫さんの作品には時事ネタ、政治ネタがよく出てきますが、サッカーくじ法案の話やテ...
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【読書】内田康夫『天城峠殺人事件』

内田康夫さんの『天城峠殺人事件』を読みました。感想この作品を読むのは3回目ぐらいになるかな?『平家伝説殺人事件』とならんで内田作品の中で最も好きな作品なんです。ぜひ1度訪れてみたいと思っている天城峠が舞台の1つになっていますし、テンポも良く...
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【読書】内田康夫『津和野殺人事件』

内田康夫さんの『津和野殺人事件』を読みました。山陰の小京都津和野が舞台になっているこの作品ですが、名所として出てくるのは太皷谷稲成神社が中心。せっかくなのでもっといろんな名所を舞台にして欲しかったなぁと思いました。ストーリーの方は私好みの少...
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内田康夫『はちまん』

内田康夫さんの『はちまん』を読みました。この作品は珍しい試みがされていて、犯人も犯行動機も始めに書かれています。その謎を追う過程で新たな事件が発生し、それを浅見光彦が追っていくという流れなのですが、これが不思議と面白いんですよね。それにして...
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【読書】内田康夫『鳥取雛送り殺人事件』

内田康夫さんの『鳥取雛送り殺人事件』を読みました。感想雛人形の"顔"にまつわるちょっとオカルトじみた話で、物語としては面白いのですが、肝心の動機や方法といったところが詰め切れていないのかなぁと感じてしまいました。私が読み落としただけなのかも...
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内田康夫『金沢殺人事件』

内田康夫さんの『金沢殺人事件』を読みました。浅見光彦の自宅近くにある平塚神社の境内で発生した殺人事件に端を発するこの作品ですが、最初の被害者が残した「オンナニ…ウシク…」というダイイングメッセージが鍵となっています。しかし、最後まで読んでも...
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内田康夫『斎王の葬列』

内田康夫さんの『斎王の葬列』を読みました。この作品は以前から読みたいなぁと思っていまして…というのも、2009年にドラマ化された時に私が好きな女優さんの酒井美紀さんがヒロイン役だったんですよね。また、作品の舞台になった現滋賀県甲賀市は友人の...
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内田康夫『イーハトーブの幽霊』

内田康夫さんの『イーハトーブの幽霊』を読みました。宮沢賢治の作品に纏わる連続殺人が発生するという話なのですが、不勉強な私はこの本を読むまで「イーハトーブ」という言葉が宮沢賢治の心象中に存在した理想郷≒岩手を指す言葉ということすら知りませんで...
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内田康夫『浅見光彦殺人事件』

内田康夫さんの『浅見光彦殺人事件』を読みました。「浅見光彦シリーズ」最大の問題作と言っても過言ではないと思われるこの作品ですが、中高生の時に1度読んだのをよく読んでいます。記憶力の悪い私としては珍しく、内容(というか結末)をよく覚えているの...
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内田康夫『佐用姫伝説殺人事件』

内田康夫さんの『佐用姫伝説殺人事件』を読みました。ドラマ化されたものを見たことがあるからかも知れませんが、美しい焼き物や、美しい海が目の前に浮かんできました。肝心のトリックの方は少々無理がある気もしますが、それはこの作者のお約束ということで...
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内田康夫『風葬の城』

内田康夫さんの『風葬の城』を読みました。内田康夫さんにしては珍しく、始めからストーリーを考えていたのではないかと思えるほどまっすぐな展開。でも、それが返って面白さにつながっているのかなぁと思いました。風葬の城 (講談社文庫)Amazon(ア...
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【読書】内田康夫『横浜殺人事件』

内田康夫さんの『横浜殺人事件』を読みました。感想浅見光彦が、童謡『赤い靴』をヒントに謎を解くことになるのですが、横浜らしく異国情緒溢れる仕上がりになっています。ただ、何なのでしょうねぇ?舞台が横浜となると急に旅情ミステリとしての面白みが減っ...
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内田康夫『鄙の記憶』

内田康夫さんの『鄙の記憶』を読みました。静岡県にある名勝、寸又峡と秋田県の大曲で発生した殺人事件に浅見光彦が挑むというもの。寸又峡と大曲を行ったり来たりで少々もどかしい感じがしましたが、書かれている内田康夫さん自身が迷走したあとでもあるのか...
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【読書】三上延『ビブリア古書堂の事件手帖~扉子と不思議な客人たち~』

三上延さんの『ビブリア古書堂の事件手帖~扉子と不思議な客人たち~』を読みました。感想前作のあとがきで予告されていたとおり(?)、サイドストーリー的なお話になっています。ビブリア古書堂の店主、篠川栞子と店員、五浦大輔が結婚し、その間に生まれた...
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内田康夫『「紅藍の女」殺人事件』

内田康夫さんの『「紅藍の女」殺人事件』を読みました。『「首の女」殺人事件』と『「紫の女」殺人事件』の間に挟まれた『「○○の女」殺人事件』3部作の2作目となります。前期の長編としては珍しくタイトルに地名や歴史上の人物が含まれていませんが、舞台...
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内田康夫『竹人形殺人事件』

内田康夫さんの『竹人形殺人事件』を読みました。『若狭殺人事件』、『白鳥殺人事件』と続いてきた私の"第2の故郷"福井を浅見光彦の目を通して訪れる旅の最終回です。『若狭殺人事件』は私が住んでいた福井市を含む「嶺北」地方から山を隔てた「嶺南」地方...