サスペンス

├ 知念実希人

【読書】知念実希人『仮面病棟』

外科医の速水秀悟は、当直のアルバイトのため、田所病院を訪れた。田所病院は療養型病院で、通常病院が嫌う身寄りのない患者も積極的に受け入れていた。午後9時を回った頃、速水は看護師からの電話で起こされて1階へ行くと、ラバー製のピエロのマスクで顔を隠した男が待っていた。男はコンビニを襲い、逃走途中に女性に向けて拳銃を発砲していた。
├ 伊坂幸太郎

【読書】伊坂幸太郎『グラスホッパー』

鈴木は妻を遊び半分に車で轢き殺した犯人に仕返しするため、犯人の父親・寺原が社長を務める会社に契約社員としてもぐり込むが、復讐のために入社したのではないことを証明するため、人を殺せと命じられる。しかし、その場に立ち会う予定だった寺原の息子が道路に突き飛ばされて死亡する。鈴木は寺原の息子を突き飛ばした〈押し屋〉を尾行するが…
└ 中山七里

【読書】中山七里『連続殺人鬼カエル男ふたたび』

世間を恐怖のどん底に陥れた〈カエル男連続猟奇殺人事件〉から10ヶ月、〈カエル男〉を名乗っていた当真勝雄が再び動き出した。標的になったのは精神科医の御前崎教授。カエルの中に爆竹を入れて破裂させたように、御前崎教授をバラバラに爆破してしまった。ア行の5人を殺害したあとは、サ行へ。カエル男の魔の手は関東一円へと拡がる。
├ 赤川次郎

【読書】赤川次郎『半分の過去』

皆川祐子は、駅前のロータリーで、夫の伸夫が若い女性が運転する赤い車から下りるのを見てしまう!しかし、女性は、伸夫の大学の友人で、警察に追われている成田の妻・圭子だった。伸夫は祐子に内緒で、2人が逃げるのを手助けしていた。収入面で家庭を支えている伸夫が犯人隠匿で捕まっては大変と、祐子は伸夫に内緒で2人を別の家に引っ越しさせて、面倒を見ることにする。
▼著者 サ行

【読書】真保裕一『ホワイトアウト』

雪に閉ざされた、日本最大の貯水量を誇る奥遠和ダムが、7人のテロリストによって占拠された。3ヶ月前、山の事故で婚約者を失った平川千晶と、作業員十数名が人質に取られた。犯人グループからの要求は50億円。発電所の運転員・富樫輝男は犯人グループの襲撃時、閉鎖となったスキー場の林間コースを上っていく2人組の様子を見に出ていたため、難を逃れた。富樫は1人、犯人グループに立ち向かう。
└ 中山七里

【読書】中山七里『贖罪の奏鳴曲』

弁護士の御子柴礼司は、フリージャーナリストの加賀谷竜次を埼玉県を流れる入間川に遺棄した。その一方で、二審まで担当した弁護士が病気で弁護を下りた東條美津子の最高裁審理を引き受ける。美津子は、夫の彰一が事故で運び込まれた病院で、人工呼吸器の電源を切って夫を殺害した罪で起訴されていた。
├ 宮部みゆき

【読書】宮部みゆき『スナーク狩り』

関沼慶子は、以前ひも同然の関係だった国分慎介の結婚披露宴に、競技射撃のために所持している散弾銃を持って乱入することを計画する。しかし、披露宴会場に乱入しようとした瞬間、中から出てきた慎介の妹・範子の顔を見て、計画を思いとどまる。一方、釣具店に勤める織口邦男は、関沼慶子が所有する散弾銃を強奪し、復讐を遂げるために金沢を目指す。
└ 東野圭吾

【読書】東野圭吾『恋のゴンドラ』

広太は合コンで知り合った桃実と1泊のスノーボードデートにでかける。しかし、ゴンドラで相乗りになった女性4人組の中に、同棲中の彼女・美雪が混じっていた。美雪とは結婚の約束をし、双方の親への挨拶もすませた仲。顔をミラーレンズのゴーグルとフェイスマスクで隠し、ウェアからスノーボードまで新品で揃えた広太は、なんとか美雪に見つからないようにと願うが…
├ 赤川次郎

【読書】赤川次郎『おだやかな隣人』

小川昇が暮らす、郊外の戸建て住宅の隣りに、宮沢好男の一家が引っ越してきた。小川家は、昇が36歳、友子が34歳、娘の江里が8歳と、まったく同じ家族構成、年齢だった!
└ 中山七里

【読書】中山七里『連続殺人鬼カエル男』

分譲マンションの13階の外壁に取り付けられたフックに、全裸の女性の死体が吊されるという事件が発生する。女性の死体はブルーシートで包まれていたために発見が遅れたが、シートの端には、「きょうかえるをつかまえたよ……みのむしのかっこうにしてみよう。くちからはりをつけてたかいたかいところにつるしてみよう。」と書いた紙片が貼り付けられていた。4日後、廃車工場でスクラップにした自動車のトランクの中から、男性の死体が見つかり、前回同様のメモが残されていた。マスコミは〈カエル男〉と名付け、大々的に報道を開始する。
├ 赤川次郎

【読書】赤川次郎『窓からの眺め』

吉川一徳は海運業の会社で働くサラリーマン。大阪出張からの帰りに車を走らせていたら、眠気に襲われて単独事故を起こしてしまった。そこに駆けつけてくれたのは、大きなバイクに乗った女性。女性は、車の修理を手配してくれただけでなく、倒産の危機にあった会社をたてなおし、吉川が抱えていたサラ金の返済まで肩代わりしてくれた。
├ 赤川次郎

【読書】赤川次郎『追憶時代』

門倉真由子は軽井沢でテニスをしたあと失踪した。遠く離れた町でそば屋を営む夫婦に助けられたが、1週間続いた高熱が引いたあと、真由子は記憶を失っていた。そば屋で〈夏〉として2年を過ごした真由子の前に、父親の門倉正也が現れ、自宅に帰ることができた真由子は、手帳に名前のある友人たちと会い、失った記憶を取り戻そうとする。しかし、そんな真由子の前に、真由子に殺された佐川紀子の姉だと言う人物が現れる。
├ 赤川次郎

【読書】赤川次郎『黒い壁』

会社員の利根貞男は、ドイツに行っていた野川卓也からベルリンの壁の破片をもらう。翌週、利根は、帰り道の途中、1人の女性が地面に這って、救いを求める手を差し伸べているのを見かけた。利根が女性を助けようとすると、繰り返し銃声が。女性は利根にペンダントを渡した後、絶命した。意識を失った利根が再び目を覚ますと、女性の死体や、女性の下に流れ出ていた血、道路にめり込んだはずの銃弾の痕はすべて消え去っていた。
└ 東野圭吾

【読書】東野圭吾『片想い』

西脇哲朗は、学生時代のアメフト部の仲間たちと旧交を温めたあと、店の外でマネージャーだった日浦美月を見かける。自宅に美月を案内したが、美月はホステスをストーキングする男を殺害してしまったと言う。美月は性同一性障害で、男性バーテンダーとしてバーで働いていた。同じくアメフト部の元マネージャーで、哲朗の妻の理沙子と哲朗は、美月を匿おうとするが…
├ 赤川次郎

【読書】赤川次郎『ロマンティック』

高校3年生の志村奈美は、友人の遠山祐子と、高校途中で編入してきた睦爽子の3人で、夏休みを使って別荘へ行くことに。現地で1つ年上の大学生3人と落ち合うことになっていたが、その中の1人、牧野史雄と爽子は、かつて駆け落ちをした仲だった。奈美と祐子の策略によって再会した2人だったが…
├ 赤川次郎

【読書】赤川次郎『クリスマス・イヴ』

水島雄太と永田エリは同じ劇団に所属する俳優。クリスマス・イヴにホテルで行われるイベントに声がかかった。エリは死体役、水島は犯人役。そして、探偵役は同じ劇団からスターの座に上り詰めた北川竜一が当てられた。北川とエリは以前交際していて、エリは北川の子を中絶した経験があった。また、水島の妻・久仁子も以前北川と交際していて、最近再び2人の距離が近づきつつあった。
├ 赤川次郎

【読書】赤川次郎『夢みる妹たち』

門井貞男の娘・舞が、電車で1時間半かかる私立幼稚園に合格したのをきっかけに、妻の涼子と舞は、幼稚園近くのマンションに暮らすことになった。時を同じくして、涼子の妹の美雪と由香が受験のために上京してきて、貞男と一緒に暮らすことになる。舞は幼稚園の体験入園で、さっそく松代エリという友人を作るが、エリの母親は事故で亡くなっていた。
└ 東野圭吾

【読書】東野圭吾『使命と魂のリミット』

帝都大学病院の心臓外科で研修医として勤務する氷室夕紀は、動脈瘤の手術の失敗で、父の健介を亡くしていた。その時の執刀医が、心臓外科の教授・西園陽平だった。しかも、母の百合恵は西園との再婚を考えているという。
├ 赤川次郎

【読書】赤川次郎『シングル』

事務機器の会社に勤める辻山房夫は、親からの仕送りをせしめるために、洋子という架空の妻を作りだした。しかし、田舎から父親が出てくると聞いて、隣の席に座る山﨑聡子に相談を持ちかける。聡子には、元暴力団員を殺害して逃げている小田切和代という友人がいた。一方、辻山と同郷の真田邦也は、親に黙って学生結婚をしていた。その邦也の母親が、辻山の父親と一緒に東京に様子を見に来ると言い出して…
├ 宮部みゆき

【読書】宮部みゆき『レベル7』

大手保険会社の電話駆け込み寺である「ネバーランド」のスタッフを務める真行寺悦子が、「ネバーランド」で知り合って、友人とも言える関係になった高校生・貝原みさおが失踪した。みさおの母親は、みさおから無事でいると電話があったと落ち着き払っているが、悦子は不審を抱き、みさおの行方を独自に追いかける。
└ 東野圭吾

【読書】東野圭吾『変身』

成瀬純一は不動産屋で拳銃強盗に遭遇し、少女をかばって頭に銃弾を受けた。純一は世界初となる脳移植手術を受けて意識を取り戻すが、性格や興味の対象が事件以前と変わっていることに気づく。さらに、脳のドナーとなった人物の遺族にも会いに行くが、その人物の性格とも異なることに違和感を感じる。
├ ジェフリー・アーチャー

【読書】ジェフリー・アーチャー『十一番目の戒律』

コナー・フィッツジェラルドはCIAの凄腕暗殺者。南米での仕事を終えたコナーは、合衆国大統領から直々にロシア大統領候補の暗殺を指示され、ロシアへ渡る。しかし、それはコナーが邪魔になったCIA長官の策略だった。
├ 赤川次郎

【読書】赤川次郎『真実の瞬間』

保科伸子がハネムーンから帰国した日の夜、父の羽川重信が家族を集めて夕食会を開いた。その席で羽川は、20年前に殺人を犯したことを告白し、それを世間に発表すると言いだした。長男の羽川靖夫はそのことをTV局でディレクターをしている大沢公子に話してしまう。公子は自分が担当している番組の中で、羽川に告白するよう持ちかける。
└ 東野圭吾

【読書】東野圭吾『カッコウの卵は誰のもの』

スキーアルペン競技の選手としてオリンピックに複数回出場した緋田宏昌は、自分の夢を娘の風美に託すことにした。また、新世開発の柚木は、スポーツ選手の遺伝子に関する研究をしていて、優れた運動能力を持つ選手に備わる遺伝子を持つ人物として、緋田親子に目をつける。しかし、緋田は風美の出生に関する重大な秘密を見つけてしまう。