【読書】森博嗣『イナイ✕イナイ』

森博嗣 Xシリーズ └ 森博嗣

森博嗣さんの『イナイ✕イナイ』を読みました。

あらすじ 

美術品鑑定業と探偵業を営む椙田泰男の事務所を、佐竹家の令嬢・千鶴が訪ねてきた。
母屋の地下にある牢屋に、生まれてすぐに死んだことになっている兄・鎮男が閉じ込められているはずだから、探して欲しいと言う。
佐竹家が所有する絵画の鑑定を依頼されていたため、助手の小川令子と真鍋瞬市は絵画の写真を撮るために佐竹家を訪れる。
しかし、その日の夕方、地下牢で千鶴の双子の妹・千春が殺害されてしまう。

感想

「Xシリーズ」の第1作です。
「S&Mシリーズ」、「Vシリーズ」、「四季四部作」、「Gシリーズ」の系譜を受け継ぐ作品ということになっていますが、これまでのシリーズにもちょい役で出演していた、謎多き探偵・椙田と、その助手たちがメインになりそう。
そこに、西之園萌絵も絡んでくるのかな?って印象を受けました。

事件の方は…うーん、正直良くわからない。
この人怪しいなと思った人が深く事件に関わっていたのですが、その関わり方が森ワールドというか、なんというか…
すっきりはしないんだけど、頭が適度に運動させられたかなって感じになります。

コメント

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