弁護士資格を剥奪され、法曹界から追い出された上水流涼子は、殺しと傷害以外であればなんでも引き受ける上水流エージェンシーを立ち上げた。
東大卒でIQ 140の貴山伸彦を助手に、涼子は今日も公にできない揉め事を解決する。
柚月裕子さんの『合理的にあり得ない2 上水流涼子の究明』を読みました。
あらすじ
物理的にあり得ない
殺しと傷害以外であればなんでも引き受ける上水流エージェンシーに、ある車を探して欲しいという依頼が入った。
車のナンバーはわからず、積み荷が何かは話せないという。
関西国際空港から東京までミニバンで荷物が運ばれたと訊き、助手の貴山はある仮説を立てる。
感想
ドラマ化もされた「合理的にあり得ないシリーズ」の第2弾です。
頭脳明晰な貴山におんぶに抱っこなのではなく、正義感が強く意外と(?)義理堅い涼子。
第2弾となり、2人の個性にも磨きがかかってきたような気がします。
そして、新たなキャラクターが…
この新しいキャラクターを今後どう活かしていくのかも興味があります。
こういった設定って、結構稼いでいることが多いと思うのですが、上水流エージェンシーは赤字。
乗っている車もオンボロの軽自動車。
そんな設定にちょっと頭がついていきませんでしたが、だからこそ仕事を取りにいく。でも…というところが面白かったり。
涼子と貴山はいいコンビだと思うので、続編にも期待したいです。
収録作品
『物理的にあり得ない』のほか、『倫理的にあり得ない』、『立場的にあり得ない』が収められています。
倫理的にあり得ない
8年前に離婚したときに夫に取られた子供の親権を取り戻したいという依頼が入ったが、離婚の理由は元夫の主張とかけ離れていた。
立場的にあり得ない
刑事の丹波から、摂食障害になって病院に入院している部長の娘を救ってほしいという依頼が入る。
涼子と貴山は、大学の友人関係に原因があるのではと予測を立てるが…




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