〈銀の鰊亭〉の青河文を通じて、探偵の磯貝に依頼が舞い込んだ。
依頼人は今をときめく女優・西條真奈。
北海道知事の特別秘書をしていた姉の最上紗理奈が失踪したので探して欲しいのだという。
紗理奈は突然秘書を辞し、自宅を片づけたあとに失踪していた。
小路幸也さんの『失踪人 磯貝探偵事務所ケースC』を読みました。
あらすじ
刑事を辞め、探偵になった磯貝のもとに、2件目となる失踪人の捜索依頼が舞い込んだ。
依頼人は〈銀の鰊亭〉の青河文の同級生で、今をときめく女優・西條真奈。
北海道知事の特別秘書をしていた姉の最上紗理奈を探して欲しいという依頼だった。
感想
「銀の鰊亭シリーズ」の第3弾です。
第1作『〈銀の鰊亭〉の御挨拶』で刑事を辞め、探偵になった磯貝は、浮気調査などの地味な仕事を続けていましたが、ついに大きな仕事が!
小路幸也さんとしては珍しい本格的なミステリなのですが、語り口はやっぱり小路幸也さん。
やわらかい口調が特徴的です。
終盤に向け、他の作家さんならもっと盛り上げるような展開にするのでしょうが、この作品は坦々と。
その坦々とした語り口からいきなり驚愕の事実が告げられるのですから、どんな反応をすれば良いのか迷ってしまいます。
このシリーズ、まだまだ続きそう。
次作にも期待です。




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