【読書】赤川次郎『こちら、団地探偵局 PART 2』

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赤川次郎さんの『こちら、団地探偵局 PART 2』を読みました。

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 あらすじ

団地で暮らす八木沢良子の悩みは、夫が毎朝早く起きるようになったこと!
いつもなら二度寝して、やっと起きても、目の前にトーストを置いても気づかない始末なのに、良子が起きる前に1人で起きて、朝食の準備までしてしまうのだ。

同じ団地に住む西沢並子と木村政子の2人は大学の同級生。現在も仲良く探偵業を営んでいる。
2人が出席したパーティーが開かれたホテルで、良子が刺殺された。
見つけたのは政子で、事件の前、2人は若い男から「八木沢さんですか?」と声をかけられていた。
その男は大学病院の内科医・倉田正志の名刺を残していた。

感想

『こちら、団地探偵局シリーズ』の第2段です。と言っても、2冊しか刊行されていないのですが…
前作では、団地の主婦が扱う事件らしく、血なまぐさい事件が少ないというところを挙げた気がするのですが、今回は収められている3編すべてで殺人事件が…
別に殺人事件が悪いっていうわけではないですが、等身大の主婦が扱う事件から、ちょっと離れてしまい、他のシリーズと変わらなくなってしまったなぁと、個人的には少し残念でした。

ただ、並子のキレる推理は健在だったような気が…
短編にしては手が込んでいるなって思う作品もあれば、予想どおりの流れの作品もあって、ばらつきが大きいような気もしました。

コメント

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