赤川次郎『吸血鬼が祈った日』

赤川次郎さんの『吸血鬼が祈った日』を読みました。
 

 

中宮が3年間の海外勤務から帰国すると、帰国日を知らせていたにも関わらず、家の窓は真っ暗で、玄関には鍵がかかっていた。
そこに駆けつけてきたのが、吸血鬼のような服装の男と娘くらいの年齢の女の子。
その2人は玄関のドアを壊して家の中に入り、2階の部屋のドアも壊すと、中にいた中宮の妻と娘を救い出した。

駆けつけてきたのは、神代エリカと父のフォン・クロロック。中宮の娘・則子の大学の先輩で、直前に「母とふたりで死ぬ」とエリカに電話をしていた。
中宮の妻・秋子は宗教団体〈蛇と火と光〉に全財産を寄付するほどのめり込んでいた。

「吸血鬼エリカシリーズ」の第6弾となります。

吸血鬼のフォン・クロロックと宗教は切っても切れない仲(?)。
もっと早くにこの組み合わせが出てこなかったことが不思議なくらいです。
ただ、今回出てくる宗教団体は、吸血鬼と相対する存在ではなく、金儲けを目的とする団体のようで…
宗教団体を吸血鬼が斬るという発想は面白いのですが、本来吸血鬼と対峙する存在ではなかったかなぁと、少々消化不良です。

吸血鬼の血を引くクロロックとエリカ、序盤こそ人間離れした行動を見せてくれますが、その後は、別に「夫は泥棒、妻は刑事シリーズ」の今野淳一でも良かったんじゃないかなぁと、これまた少々消化不良…
このシリーズには、人間ではない吸血鬼だからこそってところを、ついつい求めてしまいます。

 

過去の「赤川次郎」記事

 

 

 

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過去の「吸血鬼エリカシリーズ」記事

 

 

 

 

 

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