1/24、ハーパーコリンズ・ジャパンより、ジェフリー・アーチャーの『時のみぞ知る – クリフトン年代記 第1部』が発売されました。
物語のはじめは1920年代のイギリス・ブリストル。
港町の貧しい家庭に生まれたハリー・クリフトンは、奨学金を得て名門校へ進学しますが、育ちの違いからイジメに遭います。
そんなハリーを助けてくれたのが、生涯の親友でもありライバルにもなるジャイルズ・バリトンでした。
概要
『ケインとアベル』を凌ぐ不朽の名作!
貧しい少年と貴族の子息。二人の波乱の物語、幕開け――
幻の短編新訳を特別収録した新装版!
解説:野崎六助世界が絶賛! ジェフリー・アーチャー
「ノーベル賞に“物語賞”があったら、アーチャーが獲るだろう」――The Daily Telegraph
「世界でトップ10に入る屈指のストーリーテラー」――Los Angeles Times
「クリフハンガーの帝王」――Nederlands Dagblad1920年代英国ブリストル――港町で暮らす貧しい少年ハリー・クリフトンは、ある天賦の才を認められ、名門校へ進学を果たす。裕福な学生たちからのいじめに遭うなか、助けてくれたのは海運一族の息子で貴族階級のジャイルズ・バリントンだった。二人は無二の親友となるが、やがてハリーは戦死したはずの父の死の真相と、バリントン家と自身の因縁を知り――。100年にわたる壮大な物語、開幕!
ひとこと
第7部まで続く「クリフトン年代記」の第1部です。
原作が発表されたのが2011年。日本では2013年に新潮文庫から発売されています。
訳者も同じく戸田裕之氏。
2021年に、アメリカのハーパーコリンズ・パブリッシャーズ社がジェフリー・アーチャーとの契約を拡大し、日本での出版権をハーパーコリンズ・ジャパンが得たことから、ハーパーコリンズ・ジャパン版が発売されることになったようです。
現在ジェフリー・アーチャーが執筆している「ウィリアム・ウォーウィックシリーズ」は、この「クリフトン年代記」の中から生まれた作品。
御年84歳ですが、過去には見られなかった長編シリーズを立て続けに書いているジェフリー・アーチャー。恐るべしです。
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