赤川次郎『三姉妹探偵団』

実家にあった大量の赤川次郎本を読み返し中です。

今回は『三姉妹探偵団』を読みました。

この作品は現在も続く「三姉妹探偵団シリーズ」の第1作で、私が初めて読んだ赤川次郎さんの作品でもあります。

大学生の長女・綾子、高校生の次女・夕里子、中学生の三女・珠美は5年前に母親を亡くした父子家庭。
その父親が出張で不在の夜に火事が起き、焼き出されてしまいます。
父親の部屋からは女性の遺体が発見され、行方不明になった父親は指名手配されてしまいます。
そして、第2、第3の殺人が…

シリーズものは1作目が1番面白い!というわけではありませんが、スピーディーな展開でこのシリーズの中でも好きな作品です。
フーダニットというよりも、犯人を追い詰める中での三姉妹の心の葛藤が見所でしょうか。

今はキラキラで男性が手に取りにくい表紙となってしまいましたが、十分に男性でも楽しめる内容になっていると思います。

 

 

 

過去の「赤川次郎」記事

 

 

 

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