お金はなくても、ここには私たちなりの青春がある。
カラオケ店の1室に設けられた〈バイト・クラブ〉の部室。
目的は違えども、暮らしのためにアルバイトをしている高校生たちの集まり。
しかし、彼らの日常を一変させる出来事が…
11/20、中央公論新社より、小路幸也さんの『バイト・クラブ』が刊行されました。
概要
働くってことは、生きるってことだ。
「東京バンドワゴン」シリーズの著者が贈る、
高校生たちが大人の階段を上る青春群像。〈カラオケdondon〉の奥まった一室。そこはお客に貸さない部屋。通称〈バイト・クラブ〉のための部室だ。ここの部員になるための資格は、【高校生の身の上で「暮らし」のためにバイトをしていること】。ファミレスにガソリンスタンド、バッティングセンターなどなど。稼いだお金の使い途は学費だったり生活費だったり、将来のためだったり。お金はなくても、ここには私たちなりの「青春」がある。でもある日、そんな日常を一変させるような事件が起こる――。
ひと言
あらすじを読む限り、私が好きなほんわかとした作品でしょうか。
しかし、最後にある「日常を一変させるような事件」というのが気になります。
この感じだと、ドロドロした話にはならなさそうなのですが、はたして…
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