パトリシア・コーンウェルの『標的』を読みました。
あらすじ
休暇旅行の準備をしていたケイ・スカーペッタのもとに、ケンブリッジ市警の刑事・マリーノから連絡が入る。
マリーノ曰く、連続殺人事件の3件目だという。
同じ頃、ケイの家の塀の上に、同じ年に鋳造された、ピカピカに磨かれた1セント硬貨7枚が見つかる。
これは、犯人からケイにあてた挑戦状なのか?
感想
「検屍官シリーズ」の22作目です。
今回の作品では、ケイとルーシーの生誕に関する秘密が!
というほどではありませんが、ケイの誕生日と、ルーシーの生まれ年が明らかにされたのは初めてではないでしょうか。
そして、ルーシーと私は同じ年だということが発覚。
今回の作品では、本国で発刊された2014年という設定になっているのですが…
ルーシー、若!
これまでの経験値をふまえると、もっと年上だと思っていました。
先日読んだ『儀式』の前には、何年ものブランクがあったので、昔に登場した人物の名前が出てくると、記憶がおぼろげで…
次の作品は、今回の作品の直後からはじまって、その人物も再度出てきそうな感じなので、今は「そんな人もいたっけなぁ」くらいの受け止め方をしておきたいと思います。
そう言えば、今回、ケイが検屍を行うシーンが無かったんじゃないかな?
それも、このシリーズ初のことじゃないでしょうか。
ちょっと読むのがしんどいなぁと感じて(価格が急に上がったこともありますが…)読むのがストップしていた「検屍官シリーズ」ですが、今の心境では楽しむことができていますので、引き続き追いかけていきたいと思います。
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