岡崎琢磨さんの『珈琲店タレーランの事件簿2 彼女はカフェオレの夢を見る』を読みました。
あらすじ
京都の町中にひっそりと佇む〈純喫茶タレーラン〉。
バリスタの切間美星の妹・美空が、夏休みを利用して京都へやってきたが、何やら目的がある様子。
1泊2日で帰京する予定が、〈タレーラン〉で夏休みの間アルバイトをすることになった。
〈タレーラン〉の常連客・アオヤマと美星のもとには、相変わらず小さな謎が次々と持ち込まれる。
そして、美空を巻き込んだ大きな事件が発生してしまう。
感想
「珈琲店タレーランの事件簿シリーズ」の2作目です。
2作目にして、新たな登場人物、バリスタの切間美星の妹・美空が登場します。
夏休みの間アルバイトということですが、今後も登場機会はあるのでしょうか?
物語に深みが出る気がするのですが。
岡崎琢磨さん自身は大きなどんでん返しを狙ったわけではないかも知れませんが、仕掛けられたトラップにことごとく引っかかる私…
仕舞いにはそんな自分が笑えてきてしまうほどでした。
今回の作品では、京都の町を巡る場面が何度か出てきます。
京都には何度か行ったことがありますが、もう少し土地勘があったらもっと楽しめたかなぁなんて。
「まるたけえびすに おしおいけ…」はなんとなく覚えているのですが、東西の通りはまったくと言って良いほどわからないですし、通りが交差する場所もまったく頭に浮かびません。
そんな人向けに、はじめに京都の地図があったのを思いだしたのは、エピローグを読みはじめてからでした…
軽いノリで、でも、推理の部分もしっかりしていて、私好みの作品。
どんどん読んでいきたいと思います。
コメント
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2冊目、読まれたんですね。
私は京都で過ごした時代も長かったので(10年くらい)楽しめました。シリーズの舞台はあちこち変わるので・・全部よくわかったわけではありませんが。妹もそれなりに重要な役割を果たしていったかと思います。お楽しみに。
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>mimiさん
コメントありがとうございます。
京都に住んでらしたんですね。うらやましいです。
私は兵庫生まれですが、京都へは学生の頃に2回ほど遊びに行っただけかな?
たぶん、京都に住んでいたとしても、その時はありがたさを感じないんでしょうが…
はい。そういう男でございます…
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>coralさん
学生で住むのには良い街だったと思います。今は観光客が多すぎでしょうかね。私も遊びに行ったらその一人になる訳ですが。
兵庫県には2-3年住んでいました。でももう行く機会はなさそうかな。