ピーター・スワンソンの『そしてミランダを殺す』を読みました。
あらすじ
実業家のテッドは、ヒースロー空港で搭乗待ちをしているときに、リリーという女性に声をかけられる。
話が合った2人がお互いの話をしているうちに、テッドは妻のミランダの浮気を知ったことを話し、妻を殺したいと言う。
リリーはその計画に協力を申し出、2人はミランダの殺害計画を立てるが…
感想
主治医の先生に紹介されて、この作品を手に取りました。
先生もミステリが大好きで、いつもそんな話ばかりしています(処方箋のプリントアウト中とかにね)。
順当に行くのならこんな展開かな? 裏をかくのならあんな展開かな? と、いろいろ想像しながら読み進めていったのですが、正直想像の範囲内というか…
そっちを選んだか!と思うことはありましたが、意表を突く展開はありませんでした。
まぁ、こんなものかと思って読み終えようとしたところで、最後の1ページにドキドキさせられました。
うわぁ、この先どうなっちゃうんだろうと、頭の中で次の展開が駆け巡っています。
自分の予想と答え合わせしながら読んでいく楽しさはあったのですが、タイトルにちなんだもう一捻りが最後にあるのかなぁと思っていたため、ちょっと消化不良な部分もあります。
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