【読書】恩田陸『三月は深き紅の淵を』

恩田陸 理瀬シリーズ ├ 恩田陸

その本は私家版で、200部しか作られなかった。その本の持ち主は1人に1晩のみその本を貸すことが許されている。
読書が趣味の会社員・鮫島は、会長の家に招かれ、家のどこかにあるはずのその稀覯本を探すように依頼されるが…
また、出版社に勤める常垣隆子は本の作者に接触することを試みる。

恩田陸さんの『三月は深き紅の淵を』を読みました。

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あらすじ

会社員・鮫島は、突然会長の自宅に招かれ、200部しか刷られなかったという稀覯本『三月は深き紅の淵を』が、自宅の中にあるので探してほしいと依頼される。
また、出版社に勤める常垣隆子は、作者が山陰地方に住んでいると予想し、編集者仲間の江藤朱音とともに寝台特急『出雲』に乗り込む。

感想

以前読んだ『麦の海に沈む果実』が、「理瀬シリーズ」と呼ばれているシリーズの2作目にあたるということで手に取ってみました。

読んだ感想は… 正直難しい小説。
稀覯本『三月は深き紅の淵を』にまつわる4作の中編を収めたような作品になっているのですが、第1章は途中で鮫島と一緒に本がある場所を探せば良いんだということがわかってから読みやすく。
第2章は途中からどんどん引きずり込まれていったのですが、第3章、第4章をどう読めばよいのかわからなくて、なかなか苦労しました。
自由に読めば良いとは思うものの、どういった視点から読めばよいのかわからないと、落ち着かないというか…

私は先に『麦の海に沈む果実』を読んだわけですが、第4章の『回転木馬』が、そのまま『麦の海に沈む果実』に繋がっている感じ。
というか、第4章を膨らませたのが『麦の海に沈む果実』って感じですかね。

理瀬が出てきたのは、その第4章だけだったのですが、もう少し理瀬が登場する作品を読んでみたいと思います。

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