12/25、角川文庫より、赤川次郎さんの『失われた少女』が、新装版になって発売されました。
四年前、妻を殺害した容疑をかけられた作家の伊波伸二は、不起訴になったあと、人知れず山奥の別荘に越して、静かな生活を送っていた。
しかし、近所の別荘で大量の血痕が発見され、伊波の別荘には名前も身元も忘れたという少女が現れた。
概要
記憶喪失の少女と孤独な作家。雪深い町で彼らが巻き込まれた事件の行方は。
雪に埋もれた別荘でひっそりと暮らす作家・伊波伸二。ある日突然、彼のもとに記憶をなくしたという少女が迷い込んできた。行き場のない少女を匿うことになった伊波だが、少女の訪れとともに、静かだった彼の周辺で数々の異変が起こり始める。近くの空き家で血痕が発見されたことを皮切りに、やがて次々に殺人事件が発生。周辺では怪しい「雪男」の噂が囁かれるが、次第に伊波は身元不明の少女に疑問を抱くようになる。彼女は一体何者なのか。殺人事件の犯人とは? 白銀の世界で巻き起こる衝撃のミステリ。
ひとこと
これぞ赤川次郎さんといった、好きな作品です。
角川ホラー文庫に収められていた作品ですが、あまりホラーといった印象は受けませんでした。





コメント