11/19、双葉社から、下村敦史さんの『暗闇法廷』が発売されました。
後天的な障害を抱える人を支援するNPOの施設長が殺害された。
容疑者は全盲の美波優月。
検察側証人は耳が聞こえず、弁護側証人は喋れない少女。
弁護士の竜ケ崎は、事件の真相を明らかにすることができるのか?
概要
全盲の依頼人
聞こえない証人
失語症の少女前代未聞の裁判で
超絶どんでん返しがドカン!『同姓同名』『逆転正義』驚天動地のトリックを連発する著者の衝撃ミステリー!
後天的な障害を抱える人々の支援をするNPO『天使の箱庭』の施設長が殺された。殺人の容疑者は全盲の入所者・美波優月。だが美波は、深夜に施設長に呼び出されて襲われたが殺してはいない、と主張している。弁護依頼を受けた刑事弁護人の竜ヶ崎恭介は絶対不利な状況のなか、真相解明のために奔走する。検察側証人は耳が聞こえず、弁護側からは喋れない少女が出廷。竜ヶ崎は無罪判決を勝ち取れるのか。法廷に待ち受ける奇跡の結末は!?
ひとこと
障害を面白がってはいけないと思うのですが、フィクションの題材としては面白そうな舞台が用意されています。
耳が聞こえなかったり、喋れなかったとしても、証言能力には大きな影響がないと思うのですが、目が見えない、耳が聞こえない、喋れないという障害を補い合ったとき、どのような結末を迎えるのか楽しみです。




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