6/11、双葉文庫より、赤川次郎さんの『たそがれの侵入者』が、文庫化されて発売されます。
泥棒の久米明日香は高級老人ホーム〈いこいの園〉に住む野々山あすかをひょんなことで知り、次なる仕事先を〈いこいの園〉に定めるが、セキュリティが厳しく断念する。
しかし、久米とあすかは、あすかの息子の恋人絡みのもめ事をきっかけに顔なじみになる。
概要
裕福な暮らしをする野々山あすかと、窃盗をくりかえしながら裏社会で生きる久米明日香。あすかが友人と話している場に偶然居合わせた久米は、とある高級老人ホームの存在を知る。
侵入を企む久米だったが、かつての仲間の不穏な動きによって事態は思わぬ方向に動き出し――。人間模様が複雑に絡み合う傑作長編サスペンス。
ひとこと
私はノベルスで読ませていただいたのですが、赤川次郎さんらしくない人物設定。
それでも、円熟味を増した赤川次郎さんの筆力を実感できる作品になっていました。
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