4/8、文春文庫より、石持浅海さんの『夏休みの殺し屋』が発売されました。
殺し屋を副業とする経営コンサルタントの富澤充のもとには、次々と殺人の依頼が舞い込んでくるが、依頼人もターゲットも癖のある人物ばかり。
殺しを実行すれば良いだけなのだが、富澤はついつい彼らの行動の理由を推理せずにはいられない。
概要
奇妙な依頼の数々に、彼らはついつい「推理」をしてしまう……。
殺し屋が日常の謎を解く異色のミステリー短編集。
人気シリーズ第4弾!!
人知れず副業で殺し屋稼業を営む富澤允と鴻池知栄。二人のもとに届く殺害依頼はいつも謎めいている。
畑に人形を埋め続けるターゲット、死体に椿の花を添えて欲しいというオプション、“夏休み”期間限定の殺害──。
ひとこと
「殺し屋探偵シリーズ」の第4弾です。
このシリーズは好きなので、新しく刊行されたのがうれしくてたまりません。
富澤による推理は少し難解で、いまいちよくわからないなぁと思いながら読むのですが、なぜか惹かれてしまうんですよね。
まだ第2巻の『殺し屋、つづけてます。』までしか読んいないので、まずは第3巻の『女と男、そして殺し屋』から読みたいと思います。
『殺し屋、つづけてます。』で、もう1人の殺し屋・鴻池知栄が表れましたが、第4巻もこの2人の殺し屋の話で構成されているようですね。
短編集なので、富澤が主役の話と、知栄が主役の話の混ぜることで、アクセントがついて良いと思いました。
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