【読書】藤崎翔『お隣さんが殺し屋さん』

藤崎翔 ├ 藤崎翔

専門学校に通うために上京してきた美菜。
アパートの隣の部屋に住む雄也に挨拶に行った時に、部屋の中に落ちている銃弾を見つけてしまう。
長身でどこか陰がある雄也に一目惚れしてしまった美菜。
一方、美菜に銃弾を見つけられてしまったことに焦る雄也…
“ビッグ”と呼ばれるその殺し屋は組織きっての凄腕で、暴力団組長の育ての母を振り込め詐欺で騙したグループの殺害を依頼される。

藤崎翔さんの『お隣さんが殺し屋さん』を読みました。

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あらすじ

専門学校入学のため上京してきた美菜は、入居したアパートの隣人・雄也に惹かれてしまう。
しかし、雄也は美菜に見つけられてしまった銃弾のことで頭がいっぱいになってしまっていた。
殺し屋”ビッグ”は、組織きっての凄腕。
暴力団川西組組長の育ての母を振り込め詐欺で騙したグループを見つけ出し、殺害することを依頼される。

感想

お初の作家さんです。
タイトルに惹かれて手に取ってみました。

田舎から出てきた女の子と、裏では殺し屋をしている男の子が恋に落ちて…といった感じのストーリーなのですが、最後にとんでもない展開が待っていまして。
これは、「二度読み必須」ってタイプの作品かなぁと思ったのですが、本文中でしっかりおさらいしてくれるので、より理解することができました。

いやぁ、確かに1ヶ所気になるところがあったんですよ。
でも、藤崎翔さんの知識不足なのかなぁと思っていたのですが(失礼!)、そこが伏線だったなんて…
こんな結末は予想だにしていなかったので、読み飛ばしてしまいましたよ。

殺し屋というシリアスな世界を描いていますが、ユーモアを交えながらなので、すいすいと読めてしまいます。

ぜひもう1冊手に取ってみたい作家さんです。

コメント

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