「死ぬかもしれませんが、召し上がりますか?」
路地裏にひっそりと佇むレストラン〈HOLE〉では、”死ぬほど旨い料理”を食べられるという。
噂を聞きつけてやってきても、なかなか〈HOLE〉は見つからない。
その〈HOLE〉に辿り着いた料理評論家の上原洋一郎は、〈HOLE〉の料理を堪能したあと、B級グルメやジャンクフードなどを食べまくり、ついには心臓の疾患で命を落とす。
拓未司さんの『ボトムレス』を読みました。
あらすじ
路地裏にひっそりと佇むレストラン〈HOLE〉。
そこでは、「死ぬほど旨い料理」が食べられるという。
その噂を聞きつけた料理評論家の上原洋一郎は、ウェイターが「食べると死ぬかもしれない料理」という料理を食べたあと、B級グルメの類いやジャンクフードを食べまくり、心臓の疾患で命を落とす。
感想
拓未司さんらしく、料理をテーマにした作品になっています。
都市伝説のように囁かれる「死ぬほど旨い料理」を食べさせるレストランの話。
はじめのうちは、「死ぬほど旨い料理」を食べたあとに起こる事象の意味がわからなかったのですが、何件か見ていくうちに法則がわかってきます。
ロハスを取り入れている女性については、何が起きるのかわからず、この人には良い影響が?と思ったのですが…
いやぁ、この作品の中で1番怖かったです。
背筋がゾクゾクッとしましたね。
私が〈HOLE〉へ行って、「死ぬほど旨い料理」を食べたら、いったいどうなるんでしょう?
試してみたいような、みたくないような…
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