【読書】下村敦史『フェイク・ボーダー 難民調査官』

下村敦史 ├ 下村敦史

下村敦史さんの『フェイク・ボーダー 難民調査官』を読みました。

 あらすじ

難民申請を行ったクルド人、ムスタファ・ユルドゥズに”インタビュー”を行った難民調査官・如月玲奈は、ムスタファが語る内容に違和感を感じ、問いただす。
そんな玲奈を、難民調査官補の高杉純は、申請却下前提のインタビューだと非難する。
一方、勤務先でリストラに遭った西嶋は、『不法滞在者撲滅委員会』の活動中に、ムスタファの妻と子どもに出会い、2人を保護することになる。

感想

うーん、難しいです。

難民についてまったく知識のない私が読むのには無理があった。と言いたくなるほど、自分の無知を恥じてしまいました。
下村敦史さんが、丁寧に解説してくださるので、なんとか着いていけましたが、どこまでがレギュラーで、どこからがイレギュラーなのかがわからず、この作品の面白さを堪能しきれなかったなぁと…

でも、難民について詳しい方って、そうそういませんよね?
この作品で難民に関しての知識がある程度身についたのは確かだし、もっと難民のことについて勉強しなきゃと思ったのは確かなので、やっぱり読んで正解だったのかな。
難民調査官という仕事にも興味を持てたし。

どうやら続編もあるようなので、そちらもチャレンジしてみたいと思います。

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