横関大さんの『ルパンの絆』を読みました。
あらすじ
桜庭和馬は双葉美羽の内偵中、意識を失った。
目が覚めると、和馬はホテルの部屋にいて、バスルームで美羽が射殺されていた。
使用されたのは和馬の銃。パトカーの到着を見て、和馬はホテルから逃走してしまう。
一方、和馬の娘・杏が通学途中に誘拐されてしまう。
身代金として、現金10億円か、10億円相当のものを要求される。
感想
「ルパンの娘シリーズ」第5弾です。
推理小説としての面白さよりも、キャラクター設定の面白さで人気を博しているような気がするシリーズですが、こういった作品は大好物。
赤川次郎さんから入ったこともその一因にあるのかなぁ?
今回は、まさにオールスターキャスト勢揃いといった感じ。
警察一家、泥棒一家、探偵一家が一堂に会し、過去の秘密も明かされることになります。
上で「キャラクター設定で…」と書きましたが、各キャラクターの魅力が詰まった作品になっています。
終わり方を見ると続編がありそうなのですが、今から楽しみでしかたありません。
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