【読書】横関大『ホームズの娘』

横関大 ルパンの娘シリーズ ├ 横関大

横関大さんの『ホームズの娘』を読みました。

あらすじ 

都内で飲食店を経営している金子隆志の妻・育美が殺害された。
浮気がバレた隆志は育美から離婚を切り出されており、容疑者として隆志の名前があがったが、隆志には完璧なアリバイがあった。
事件は、警視庁の刑事・北条美雲の推理で無事解決したが、犯人はモリアーティと名乗る人物から、インターネットで犯行方法を買ったと言う。
そのモリアーティから、美雲とその先輩刑事・桜庭和馬に挑戦状が叩きつけられる。

感想

「ルパンの娘シリーズ」の第3弾です。
このシリーズ、好きなんですよね。
読み出すと止まらなくなっちゃいます。
天邪鬼な私は、映像化された作品に手を出すのを躊躇してしまうのですが、やっぱり映像化されるには理由があるようです。

登場人物の設定から面白い、というか、ぶっ飛んでいるのですが、ストーリーや文章も面白いですし、忘れかけていた事案を、良いタイミングで持ち出したりするリズム感が何とも言えません。

泥棒一家と警察一家を持つ三雲華と桜庭和馬は、籍を入れないという方法を用いてパートナーになったわけですが、今度は、探偵一家を持つ北条美雲が、華の兄・渉に惚れてしまった様子。
こちらの恋の行方も気になります。

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