生馬直樹『雪と心臓』

生馬直樹さんの『雪と心臓』を読みました。

 

 

燃え上がる住宅。
そこに通りがかった男性が、逃げ遅れた10歳の女の子を救出するために火の中に飛び込んだ。
数分後、男は女の子を腕に抱えて火に包まれた家から出てきたが、男は女の子を母親の手に任せるのではなく、車の助手席に乗せて走り出した。

私も上のような文章を読んでこの本を手に取ることを決めたのですが、この内容はプロローグのお話。
1章以降はずいぶんと雰囲気の違う内容になっています。

それでもまぁ、向かうところはなんとなくわかるのですが、エピローグがこれまた難解。
これは、結局どうなったんだろう?と、頭を悩ませることになってしまいました。
解釈は人それぞれあって良いと思うのですが、ひょっとして私が読み切れていないだけでしょうか??

事前に読んだ本の紹介文と、実際の内容に少し乖離を感じましたが、総じて面白い作品だと思いました。

 

 

 

 

 


にほんブログ村

 

coralの読書記録 - にほんブログ村

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました