【読書】有栖川有栖『46番目の密室』

有栖川有栖 小説家アリスシリーズ ├ 有栖川有栖

有栖川有栖さんの『46番目の密室』を読みました。

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あらすじ 

推理作家の有栖川有栖は、臨床犯罪学者の火村英生と共に、北軽井沢にある推理作家・真壁聖一で開かれるクリスマスパーティーに呼ばれた。
しかし、クリスマスパーティーが終わると、客人たちの寝室には、石灰が巻かれていたり、白いスプレーで窓に大きなハートが書かれていたり、部屋中トイレットペーパーが伸ばされたりしていた。
そして、その夜、書斎で見知らぬ男が殺害され、地下室では真壁聖一が殺害されてしまう。
しかも、書斎も地下室も、中から掛け金がかけられており、密室になっていた。

感想

有栖川有栖さんの作品を読むのは、たぶんこれが初めて。
中高生の頃に、1冊か2冊読んでいるかもしれませんが、作品リストを眺めただけでは、これっと思う作品がありませんでした。

私がその頃読んだ海外物の推理小説のように、ちょっと古風なタッチの書き方。
読みはじめるなり、眠くなってしまって、これはちょっとつらい読書になるかも…と思ったのですが、あっという間に作品の世界に引き込まれていました。

タイトルどおり、密室が出てくる作品なのですが、ドアは錠ではなく掛け金が下ろされているだけの簡易な施錠。
今さら!と思ってしまうのですが、これまで散々世界中のミステリ作家が頭を捻り続けてきた状況だけに、逆に難しかったのではないでしょうか。

次は何を読もうかな♪と、そんなことを考えさせてくれる1冊でした。

コメント

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