赤川次郎『私の彼氏は吸血鬼』

赤川次郎さんの『私の彼氏は吸血鬼』を読みました。

 

 

岡野栄江は1つ上の高校3年生・沢井清士とデートの約束をしていたが、清士の叔父が亡くなり、キャンセルになってしまう。
しかし、清士は名門私立高校に通う北川充子と水族館でデートをしていた。
その栄江がクロロックの会社に社会科見学でやって来たが、トイレの鏡に特殊な文字で「我は復讐のためによみがえれり」と書き残していた。
さらに、栄江の先輩・上野かおりが、深夜の公園で喉を噛まれてしまう。

愛に飢えた吸血鬼が、今の世に蘇って愛を求める。
ちょっと切ない良い話なんでしょうけど、読んでいる間はいまいち何が起きているのかわかりませんでした。
残りの2編の方がわかりやすかったかな?

表題作のほか、『マドモアゼルと吸血鬼』、『吸血鬼と眠りを殺した男』が収録されています。

『マドモアゼルと吸血鬼』
エリカ一行は山奥の温泉へ。
しかし、途中の山道で岩が落ちてきて、エリカたちが乗ったマイクロバスがぺしゃんこに…なるところだった。
翌日、現場を見てみると、誰かがクサビを打ち込んだ跡が見つかって…

『吸血鬼と眠りを殺した男』
寝不足の少年3人は、公園で居眠りをしていた男性を縛り上げ、池に落として溺れ死にさせてしまう。
17年後、3人は眠れないという悩みを抱えていた。

 

 

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