赤川次郎『吸血鬼愛好会へようこそ』

赤川次郎さんの『吸血鬼愛好会へようこそ』を読みました。

 

 

神代エリカの学友・君原さと子のボーイフレンド、小田切弘が殺人事件の参考人として警察に話を訊かれた。
先輩に誘われた吸血鬼愛好会に入るために、女性を吸血鬼の恰好で驚かそうとしたところ、近所で女性が喉を切り裂かれて殺害されたらしい。
エリカの父で本物の吸血鬼であるフォン・クロロックは、小田切から相談を受け、事件の謎に挑む。

永井夕子が活躍する「幽霊シリーズ」には『幽霊愛好会』という作品がありますが、あちらはお金持ちが亡くなった人の幽霊と会うためのクラブでしたが、こちらは大学にあるのかないのかよくわからない愛好会の話。
小田切自身、誘われた先輩以外に誰がメンバーなのか知りませんし、顧問の先生がいるのかすら誰も知らないちょっと変わった愛好会。
その愛好会と殺人事件の関係が気になるところですが、ストレートすぎてちょっと物足りなかったでしょうか…

 

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