赤川次郎『真夜中の散歩道』

赤川次郎さんの『真夜中の散歩道』を読みました。

駆け出しの霊媒師・神崎茜は、殺されたはずのニュースキャスター・一色大吾の姿を目撃し、話までしてしまった。
大吾の葬儀の日に、大吾と一緒に働いていた北条まなみと話をするが、そのまなみも、前の晩に殺害されていた。
さらに、刑事と殺人犯の撃ちあいに巻き込まれ、殺人犯・武口伸夫が茜の上にのしかかった状態で絶命した。

ニュースキャスターの有沢真季にTV曲に呼び出された茜は、一色大吾と、新人アイドル・飯田あかりが血縁関係にあることを生番組で当ててしまい、真季の番組で1コーナー受けもつことになってしまう。
しかし、茜の周りでは、説明がつかないような不思議な事件が、立て続けに発生する。

霊媒師が主人公という、少し変わった設定の作品です。
まぁ、赤川次郎さん場合、「怪異名所巡りシリーズ」や「吸血鬼エリカシリーズ」、「天使と悪魔シリーズ」など、変わった設定の作品は沢山ありますが…

はじめは、殺害された一色大吾が、「僕を殺した犯人を見付けてくれ」というような、軽い作品なのかなと思って読み出したのですが、茜が武口伸夫の死の現場に居合わせたあたりから、話がだんだんと変な方向に…
はい、私はあまりこういう話は得意でありません。

霊が人に取り憑き、取り憑いた相手を乗っ取って、事件を起こす。
人に取り憑いた霊は、どこまでできるのか? 霊を退治するには、どうすればよいのか?
映画『プレデター』のように、敵の能力を調べながら、退治する方法を模索するのですが、その間にも事件が起きていきます。
しかも、霊が人を乗っ取って、思いのままに身体を動かして人に危害を加えるという、非科学的で、どう捜査をすれば良いのかもわからないような事案。
最後の最後まで、スリルに満ちあふれた作品になっています。

 

 

 

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