【読書】赤川次郎『不思議の国のサロメ』

赤川次郎 第9号棟シリーズ ├ 赤川次郎

赤川次郎さんの『不思議の国のサロメ』を読みました。

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あらすじ

今村まどかはの母・朝代は、不倫関係にあったまどかの家庭教師・角田の首を切り落とし、殺害してしまった。
そのまどかも、自分がサロメになったと思い込み、精神病院へ入院させられてしまう。
サロメとは、聖書に登場する少女で、王に踊りを所望された際、「なんでも望みのものをやる」という約束をさせた上で、妖艶な舞を踊り、「予言者ヨハネの首が欲しい」と望んだ人物である。
そして、精神病院に入院させられたまどかも、看護人の首を切り落としてしまう。
鈴本芳子は、少女の力で男性の首を切り落とすことができないと考え、第九号棟の仲間たちの力を借りて、事件の真相に挑む。

感想

自分が歴史上の人物だと信じ込んでしまったがために、とある精神病院の第9号棟に閉じ込められてしまった人たち。
ホームズやダルタニアン、ルパンたちと協力しながら、芳子が事件に挑む「第9号棟シリーズ」の第6作です。
おなじみのレギュラーメンバーはそのままに、窮地に陥ると、適材適所の偉人が現れて、ピンチから救ってくれます。
きっと、書いていても面白いんだろうなぁという雰囲気が伝わってくるので、このシリーズは私のお気に入りです。

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