実家にあった大量の赤川次郎本を読み返し中です。
今回は『幽霊社員』を読みました。
Kプランニングに勤める野崎佐知子が残業を終えて会社を出た頃、社長夫人である三谷文代が殺害された。
社長の三谷雄治と不倫関係にあった佐知子に疑いの目が行くが、佐知子が会社を出る時、営業のセクションに残っていた男性と背中越しに挨拶を交わしていた。
しかし、誰に聞いてもその時残業していたという人物がわからない。
佐知子が退社する時に挨拶を交わした社員は誰なのか?
その”幽霊社員”が残業していた目的は何なのか?
女子大生永井夕子の推理が冴え渡ります。
表題作他、『週休四日の男』、『行きずりの人』、『我輩は忠実なり』を収録。
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