赤川次郎『会うは盗みの始めなり』

実家にあった大量の赤川次郎本を読み返し中です。
今回は『会うは盗みの始めなり』を読みました。

警視庁捜査一課の刑事・今野真弓は、学生時代の友人・野田茂子から、夫・賢一の様子がおかしいと相談される。
部下の道田に賢一のあとをつけさせた真弓だが、賢一はホストクラブの売れっ子ホストになっていた。
そんな中、賢一が勤めていたホストクラブで、男性が殺害される。

「夫は泥棒、妻は刑事シリーズ」の10作目となります。
この2人のコンビも、よく言えば安定してきた、悪く言えばマンネリ化してきたといったところでしょうか。
初期の作品のような、突拍子もない事件が少なくなってきてしまったような気がします。
なんせ、この2人の取り合わせが、突拍子もない取り合わせなので、起きる事件の方も、さらに突拍子もないものでないと、と欲が出てしまいます。

夫の淳一にしても、本業そっちのけで殺人事件の捜査の手伝いをしているようですが、本業の方での”活躍(?)”も見たいなぁなんて。
まぁ、事件の終わりには、しっかりと”仕事”をしているようですが…

 

 

 

過去の「赤川次郎」記事
 

 

 

過去の「夫は泥棒、妻は刑事」記事

 

 

 

 

 

にほんブログ村 小説ブログへ
にほんブログ村

 

coralの読書記録 - にほんブログ村

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました