実家にあった大量の赤川次郎本を読み返し中です。
今回は『泥棒に手を出すな』を読みました。
あらすじ
夜中に今野家の電話が鳴った。
殺人と誘拐事件が発生したとのことで、妻で刑事の真弓が呼び出された。
事件が発生したのは、犯罪組織の大物・村上家。
殺害されたのは村上家の使用人・吉川だったが、誘拐されたのは、なんと村上家で飼っている犬だった。
感想
「夫は泥棒、妻は刑事シリーズ」の7作目となります。
夫・淳一の助けを借りながら、奇想天外な方法で事件を解決に導きますが、なぜ村上が警察に通報したのかが最後までわかりませんでした。
途中で淳一が言ったように、警察の力を借りなくても、組織の力で犯人を追えたはず。
自分の部下を使った方が、捜査を操作しやすかったのではないかと思うのですが…
表題作の他、計5作の短編が収録されています。
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