実家にあった大量の赤川次郎本を読み返し中です。
今回は『プリンセスはご・入・学』を読みました。
あらすじ
大富豪の南条家の令嬢で世間知らずの麗子と、元・不良のケンの間に生まれた娘・サッちゃんがついに小学校に入学する日がやってきた。
入学式の日の午後、南条家で行われた入学祝いのパーティーで、サッちゃんは「ね、私の夫を殺してくれない?」という言葉で始まる男女の会話を聞いてしまった。
その日の夜、パーティーに参加した杉本ユリの母・由紀子から「家に帰ったら、夫が殺されていた」と南条家に電話があった。
さらに、サッちゃんが通う四ツ葉学園をのっとる計画まで持ち上がって…
感想
「南条家シリーズ」の第4作目となります。
サッちゃんも小学1年生ですか。
うちも、去年下の子が1年生だったので、わかるなぁなんて思いながら読んでました。
3つ上の長男の時は… あまり記憶にないんですよね… 下の子でどんどん記憶が塗り替えられているのかしら。
相変わらずしっかり者のサッちゃんと、頼りない母・麗子ですが、サッちゃんに影響されてか(?)麗子も、第1作の『ウェディングドレスはお待ちかね』の頃に比べるとずいぶんしっかりしたように思います。
麗子の双子の妹で、現役の不良(?)美知と、麗子の夫で元不良のケン、そして力自慢のお手伝い春子が揃っているこの一家。アクションシーンもひとつの見所なのですが、今回は控えめ。ちょっと消化不良だったかなぁ。
ストーリーは、サッちゃんの成長に応じてなのか、ちょっと大人なものに仕上がっていました。
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