赤川次郎さんの『台風の目の少女たち』を読みました。
高校生の須川安奈が住む山間の町を、台風が直撃した。
避難命令が出て、町の中学校に避難した安奈たちだが、普段と違った空気の中で、事件が起き始める。
安奈の恋人で、東京の大学に通う章の新しい恋人・雅美の気配りによって、その都度その場を収めることができていたが、避難所になっている体育館の裏山から土砂が流れ落ちるようになり、事態はより深刻さを増していく。
台風によって、避難を余儀なくされた人たちの間で、次々と発覚、発生していく事件。
もっと、危機が迫る中でのパニック映画のような展開になるのかと思いきや、避難所への避難という、比較的まだ余裕のある状況で事件が起きていきます。
そこから、じわじわと危険が大きくなっていき、起きる事件の深刻さも増していく…
絶妙なストーリー展開を楽しむことができる1冊になっています。
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