実家にあった大量の赤川次郎本を読み返し中です。
今回は『泥棒よ大志を抱け』を読みました。
一家3人が毒殺されるという事件が発生した。
一見心中にも見える事件だが、毒を飲むのに使用されたと見られるグラスは洗って水切り板の上に伏せられていた。
殺人事件と見て捜査を始めた今野真弓だが、家のドアと窓はすべて内側から鍵がかけられていた。
「夫は泥棒、妻は刑事シリーズ」3作目の短編集です。
今回も猪突猛進型の刑事・今野真弓を、熟慮断行型の夫で泥棒・淳一がサポートして事件捜査を進めていきます。
この2人、どこで出会ったのがは謎ですが、相性の良さは抜群。
事件だけでなく、その背景にある悪まで退治していきます。
中でも、私が好きなのが『踊る泥棒、見る泥棒』。
夫・淳一の魅力がたっぷりと詰まっています。
過去の「赤川次郎」記事
過去の「夫は泥棒、妻は刑事」記事
コメント